応援コメント

16.グリスダインの隠し事 ― 2」への応援コメント

  • このキャラいいね。ワザとだろうけど陰鬱している公爵家を無理やりにでも場を和ませる術を持っているし、カズとの掛け合いがイリファスカの精神の癒しになるのが見て取れる。

    ただ、ミフェルナがイリファスカを高く買っているという表記については同意できないな。
    それだけイリファスカを高く買っていれば、その旦那に対してあれだけ親近感を抱かれるような接し方はしないし、夫婦の食事に割り込まない。いくら研究熱心な若者としても擁護できないね。

    作者からの返信

    kouya1333さん、コメントありがとうございます!

    グリスダインはかなり極端な人ですが、カジィーリアではどうすることもできなかったイリファスカのよろしくない我慢強さを何とか崩していってほしいものですねっ!

    ミフェルナに関しては今後本編でチラリと生い立ちを挟むかもしれませんが、彼女は幼少期から男の親兄弟にくっついて薬学の勉強ばかりしていたため、同性の友人がおらず、異性との距離感を注意してくれる人間がいませんでした。
    母親はそれとなく指摘していましたが、ミフェルナはまさか自分が一人の女性として世間から扱われていると考えもしなかったため、周囲の環境に恵まれていた彼女は、そういう“男女”の関係に疎いまま成人を迎えました。
    セルヴェンに対しては『お父さん』の延長線上で接していますから、なおさら意識が薄まっています。

    ミフェルナは勉強や仕事面では優れた人間ですが、とにかく純粋すぎるのが欠点ですね。
    世の中には他者の些細な心境の変化にも敏感に反応して、それを利用して相手を手玉に取る悪女もいますが、『ちょっと考えれば分かるよね?』と感性を疑いたくなるような、“察し”の能力が著しく欠けた者もおりますので……ミフェルナは残念ながら後者でしたね。

    ただ、ここまでよその家庭問題に首を突っ込んでおいて『無自覚なら仕方ないよね』……とはいきません。
    そのうち、彼女は自分の認識の甘さを後悔することになるでしょう。

    ……ということで、長々と書いてしまいましたが、詳しくはまた本編を覗いてもらえたら嬉しいです!この作品初の応援コメント、ありがとうございましたっ!