第42話2人だけの思い出も作りますが?
お昼ご飯を食べ終えてしばらく2人で行動することになった。
これは計画してたものではなく瞳さんが
「美怜と2人だけの思い出を作るのもありじゃない?」と提案してきたから。
と言いつつも僕はちょっとお腹が痛かったので少しトイレにこもっていた。
「食べ過ぎちゃったかな?」
遥斗と競争したのがいけなかったのかもしれない。
そんなことを考えながら美怜さんのところに行くと
「俺達と遊びに行きませんか?」
「彼氏が待ってるので」
「待たせる彼氏なんてほかっておいて…」
「しつこすぎませんか?お兄さん達」
僕は気づいたらそんなことを言っていた。
自分の口から出たものだと一瞬思わなかった。
「あ?何おま」
「行きましょう美怜さん」
お兄さん達が何か言ってるけど気にせずとにかく離れる。
「ありがとうまさ助かったよ」
「美怜さんの彼氏だから当たり前だよ」
「次はどこに行く?」
「えっと…近くにお化け屋敷があるみたい」
「じゃあそこに行ってみようか」
「うん」
お化け屋敷って多分初めてだからドキドキする。
「怖いよ…」
「大丈夫。手を離したらダメだよ?」
「うん」
かっこよすぎる美怜さんのおかげで怖かったけど楽しかった。
「ありがとう美怜さん!」
「私も楽しかったよ」
それからコーヒーカップをしたり映えスポットがあるということで
「まさ撮るよー」
「え!?」
何故か不意に撮られたり、
「早く早く!」
「ちょっと待っ」
「危ない!」
カシャ
「「あ」」
奇跡的に抱きしめあってる写真ができてしまったりとすごく思い出に残るものが出来た。
「雅也!」
「遥斗。どうだった?」
「楽しかったよ」
「そういえば、遥斗君がお化け屋敷でね…」
「それは言ったらダメですって!」
お化け屋敷で何かあったみたい後でこっそり教えてもらおう。
「それじゃあ最後は観覧車に乗ろっか」
「そうですね」
「ここの観覧車大きいことで有名だもんね」
遥斗と瞳さんが前で歩いているけど明らかに遥斗が緊張している。
「それでは2人でご乗車くださいー!」
「私はまさと乗ろうかな」
「それじゃあ私達はこのまま乗ろっか」
「は、はい!」
僕は遥斗の耳元に
「落ち着いていけば大丈夫だよ」
と言うと
「わ、分かってるよ!」
遥斗達が先に乗り、僕らは少し空けてから乗った。
《ちょっと文字数が少なく、告白するまで引きずりすぎかもしれないですが、今日は頑張ってもう1話作りますのでお楽しみ(*^^*)》
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