第4話 初回

 後半戦、人類が幻想種に遭遇して、苦戦した理由が必ず援軍が沸く後半戦の現象に苦戦した。

 経験がある2年生、3年生は残弾が豊富、経験のない1年生は残弾が少ない傾向にある。

 信

 「小吹、小桜、小浪、小春」

 呼んだ4人。

 信

 「お前達は第五世代、隠蔽を活用した迂回に回れ」

 頷く4人。

 信

 「早苗、一軸、凪、瑞穂」

 呼んだ四人。

 信

 「お前達は第4・五世代、多少の隠蔽がある。遠距離からの支援に回れ」

 頷く四人。

 信

 「徹。穣。豊、学」

 呼んだ四人。

 信

 「第三世代に四人は防御力に長ける、囮になり、敵の注意を引き付けろ、第二世代が支援に回る」

 頷く四人。

 信

 「いけ」

 12人は行動を開始した。

 信

 「徹。穣。豊、学を支援しろ!」

 後半戦に沸いたゴブリン、コボルト、オーク、ゴブリンリーダー。

 精密射撃にゴブリンリーダーを倒す信。

 激しい射撃、後半戦に関した感触は、負傷者のいない戦場、残弾を惜しまない射撃を継続。

 信

 「弾薬を節約しろ!」

 単発射撃に変更が増えた。

 後半戦に劣性に移った1年生達、自衛隊からの支援が開始された。

 信

 「終わりだ、退却する、弾薬は使いきれ」

 最後の花火大会を開催。

 帰還、成功報酬を受け取る。

 瞳子

 「上手く指揮したみたいね」

 信

 「自衛官に助けられたかな、五分速かった」

 翌朝、対幻想種訓練生達は休暇、神城信は久しぶりに実家に帰る。

 夜間に寮に帰る。

 翌朝、一般教養、幻想種学習、訓練、この歩兵戦主体は、パワードスーツの投入、また兵員輸送ヘリコプターの投入。

 信

 「アリス計画のパワードスーツですか」

 担当者

 「ええ、多少は役に立つかと」

 信

 「高価な買い物しましたね」

 支給されたパワードスーツを着込む全員、調整と訓練の日々。

 東アジアの幻想種活動地域は、人類の避難は済み、活発な駆逐作戦が行われていた。

 パリの学園都市、ウィーン学園都市、ロンドン学園都市、ローマ学園都市、ブラジリア学園都市、カイロ学園都市、ニューヨーク学園都市を渡り歩いた信は、安くこき使われた訓練生達が反乱、暴動、殺戮に走った歴史をしっている。

 そんな訓練生達の歴史が変わったパワードスーツ採用、この幻想種駆逐作戦に投入。

 信

 「1年生達はゴブリンリーダーを優先しろ、俺は支援する」

 小銃もマガジンは200発式、この予備マガジンを三個前に装着したタイプ。

 両肩側面に多目的ランチャー3連装、肩上方に支援用ロケットランチャー2発、背中に予備弾薬。

 オペレーター

 「神城戦闘指南役、聞こえますか?」

 信

 「ああ、聞こえる」

 オペレーター

 「宇宙からの偵察活動に判明した新型幻想種の交戦にはいってください」

 信

 「新型だと、詳しく」

 オペレーター

 「はい、偵察衛星により判明した新型幻想種は、ゴブリンリーダーより大型、またオークより重量級。能力は不明です」

 信

 「成る程、1年生達の指揮もあるが、博打だ、1年生達を随伴させる、経験が上回る幸運を信じよう」

 オペレーター

 「成る程、偵察衛星より情報支援します」

 新型と接触、第五世代が偵察、第4・5世代は迂回、第三世代は陽動するまとまる。

 信

 「第二世代、全火力に叩け!」

 猛攻開始。

 新型幻想種と交戦に発展、この重量級の大型、名前は巨漢とついた。

 信

 「迂回、急げ!」

 斜めに布陣した迂回部隊の猛攻開始。

 信

 「硬い、猛攻に耐えるとは」

 オペレーター

 「神城戦闘指南役、弾薬は?」

 信

 「問題ない、だが接近は難しい」

 オペレーター

 「狙撃は効きますか?」

 信

 「効かんな、下手なライフル弾を弾きやがる」

 オペレーター

 「成る程、防御型とは」

 信

 「動きは鈍い、だが接近は難しい、弾幕は有難い、だが、新型は脅威だ」

 オペレーター

 「倒してください」

 信

 「自衛隊の榴弾砲支援を要請する」

 オペレーター

 「了解」

 観測弾が着弾、修正された飽和が炸裂。

 信

 「耐えやがった」

 オペレーター

 「神城戦闘指南役、新型は?」

 信

 「装甲が半壊、本体は生存だ」

 オペレーター

 「了解」

 第2回目が炸裂、この第四回が炸裂して破壊された。

 信

 「タフだな巨漢は」

 新型を優先して撃破した。

 翌朝、新型幻想種の内容と榴弾砲支援四回に破壊された内容は、防御型幻想種対策は加速した。

 


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