旅日記 目的地に着きました
予約投稿です。明日の朝は早いので。
旅先はニュージーランドなのですが、羽田空港に着いた途端にトラブル。
「運航機体が出発地にて調整のため、フライト時間が九時台から十六時台に変更になりました」
トランジット間に合わないじゃないの!
今回は安い航空券を探して買ったため、往路は乗り換え二回なのです。シンガポールに飛んで、そこからシドニーに飛んで、そしてクイーンズタウン。単純計算して、遅延した飛行機に乗ると乗り換え時間を大幅に過ぎてしまいます。
早速同アライアンスの日系航空会社の地上アテンダントさんに質問(シンガポールまではこの航空会社の運航)。乗り換えが間に合わないことを説明し、振替は無理かどうか。
「目的地はクイーンズタウンですよね。弊社のシドニー行き直行便に振替いたします。出発が十九時になってしまうのですが」
「構いません! ありがとうございます!!」
とういわけで。フライト時間は短縮されるは、日系航空会社の最高のサービスで直行シドニー! 羽田空港の待ちは長く、落ち着いて仕事できる時間も少なかったので時間ロスにはなりましたが、フライト条件は格段に上がったわけです。当初は24時間の移動だったのに、それが一気に短縮。しかもこれ、正規で買ったら我々のチケット代の1.5倍はするルートですよ。さらにマイル積算率も多いわけです。おまけに座席、私のお隣はいなかったしね!
機内は二時間眠れたかどうか、ですが無事に羽田での待ち時間と機内で持ってきた仕事の一つは終わりました。
しかしショックだったのはシドニーからの乗り換え、オーストラリアの航空会社。アジア人差別? みたいなのがあって。まず機内食。他の方々には三種類の選択肢を全て説明しているのに(放送で私は三種あるとキャッチ)、私たちを含むアジア人には「チキンはもうなくなっちゃったので2つからね」と言う。でも我々の後ろと隣の座席列の非アジア人にはチキンを渡しているんです。
さらに入国カード。十分な数はないからアプリやウェブも使ってね、と放送がありました。しかし紙媒体も平気なのです。下さい、とお願いしたら「ないから地上に着いたらもらって」と。しかし非アジア人に頼まれたらあげている。
なにこれぇ? 大抵のことは良い方に取ろうと常から努めていますが、流石に、呆れてしまいました。帰りもこの航空会社なのですよね。嫌だなぁ……。帰りはこんな差別的待遇に合わないといいのだけれど。
今回もそろそろ歳で色々心配な親です。とかく判断力と理解力、記憶力のスピードが落ちている気がします。ここでもチケット関連でイマイチ理解が追いつかず、往路だけで結構神経使います(しかし手を出そうとすると怒る(苦笑)逆に荷物とか私の方には余計な手を出すので困る)。夏なら一緒に行けるけれどそうじゃないならツアー乗ってとかで行くからーとか言っていたのだけれど、それ、かなり心配です。色んな意味で。
トランジットやら到着空港やらでも妙に確認をしたがるのですが、いやいやいや、そこは今まだ表示出てなくてもとりあえず係員さん、Transferはセキュリティ通って上の階に行ってって言ってたからまず混む前に行く! ここでパスチェックじゃないから大丈夫だから! バス停の時刻表、すぐそこにあるのに「どこだろう?」みたいな。そして英語が聞き取れないので、係の方がこっちじゃないよ、と説明してくださったのに改めて訊く、などなど。英語が聞き取れないのは、まあ仕方ないかもしれませんが。ニュージーランド、訛りもありますし。あれ? 昔からこんなのだったっけ?
国内外問わず人に道で声をかけられます。
シドニーからクイーンズタウンへの搭乗ゲートで、またも外人さん(アジア人ではなく欧米かオセアニア)に「これクイーンズタウンへのゲート? まだ登場始まってない?」と尋ねられる蜜柑桜。そこに航空会社の方がいるのになぜ私に訊く……
到着地の山と湖が綺麗でした。日本時間はまだ十七時頃ですが、火曜の夜に寝てからトータルで八時間くらいしか寝てないので流石に眠たいです。明日はツアーで六時起きです。
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