『蜜蜂と遠雷』

 恩田陸さんの本を遅ればせながら読んでいます。

 留学していたこともあり、その後にゆっくり時間もなく、現在やっと電車の中で読み進めています。


 なんでしょう。もう、この衝撃。揺さぶられる感じ。


 音楽は私と近いところにあるからかもしれません。

 小説との類比があったのも理由かもしれません。


 なんでもない場面のはずなのに、ふと泣きそうになる。

 心臓をつかまれる感覚を覚えて、それにいい意味で恐ろしいと思いながら読んでいます。

 静かな文章であれ、全身が痺れる感じ。


 仕事が詰めている時期にたまに襲ってくる、仕事したくない病の土曜日の昼下がりでした。

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