Reise nach Kobe, Nr. 1

 Abend, bald endet dieses Wochenende? Unglaublich! 


 こんばんは。もうすぐこの週末終わるの? 信じられない! って書きました。

 表題の通り、神戸旅行記をちょこちょこっと書いていきます〜。週の頭にものすごい集中力で仕事をしたおかげで、終わる見込みにしていった仕事もきっちり済ませました。やっぱり原動力ってすごいですね。


 神戸へはフライトです。新幹線より安いのでした。マイラーですの。マイルはフライトチケットに変えるのが一番お得です。ホテルも寝るだけなので朝食なしでキャンペーン中の安い宿を(さすがにカプセルは避けましたけれど)。

 朝、五時台に起きて朝ご飯→羽田へ。フライトは九時前の関空行き。神戸行きのフライトは六時四十分発だったので、さすがにパス。伊丹からの方が近そうですが、伊丹行きでいい空きがなく。フライト中はお仕事。帰ってからの負担は減らしたいですし。そんなこんなであっという間に関空です。


 関空から神戸三宮へのルートは迷いました。電車、リムジンバス、海上と三つ選択肢。どれも時間としてはあまり変わらなかったはず。お値段が多少違いますが、五百円くらいの差だったかな。そうだとすれば……。

 船だー!!

 だって神戸に行くのに関空に行くってことがこれからないかもしれないじゃないですか。それならこの機会を使うしかないじゃないですか。関空の建物からバスに乗り、船着場へ。「うみ」という名前の船が待っていてくれました。乗船すれば船員さんの数=搭乗者くらい空いています。座ると交通船らしく、「シートベルトをしてくださいね」と言われたり。

 外には出られなかったのかもしれないのですけれど、関空出発の際には雨が降っていて。どのみち出られなかったんですよね。


 そして海上を行きます。雨の間はガラスが曇ってしまってあまり風景もみえませんで、船内で流れていた「グレーテルのかまど」を見ていたりしたのですが、途中から外が明るく……空晴れわたるです! 鴎も横に飛翔していくし、他の船を抜かしたりすれ違ったり、波が弾けて綺麗だったり、海だ〜!! 

 神戸港が近づいてくると明石海峡大橋が見え、六甲山地も前方に。港はいいですね。船もたくさんになってきて、いざ入港、という感じ。

 結果的に接続の待ち時間で結構かかったけれど、後悔なし。

 下船後、ポートライナーにて三宮まで一本です。途中まで海上を渡ります。この頃にはもうすっかり青空が出ていて海がキラキラ美しくて、海沿いに作られている開発地帯を抜けます。神戸大学ってこんなところに、とか、計算研究所なんてあるんだーとか。震災後から随分経ったのも事実ですが、こんなに近代都市になるまで回復しているのはどことなくほっとした、という気持ちも。

 東京の埋立地に似た印象もありましたが、東京の方はなんとなくオフィス街、高層ビル街のイメージがある。こっちはどうなのかなぁ。



 三ノ宮に着いたらまずはホテルに。三ノ宮と元町の間くらいのところ、トアロードのすぐそばに泊まっていたのですが、トアロードがなんたるかという予習もせずに行ったので全く気にしていませんでした、ごめんなさい。

 街を見るのにいらない着替えを預けてしまって三ノ宮駅へ戻ります。神戸中心街観ないのかと?


 観ません。少なくとも一日目、まずは観ない予定で来ました。

 ではどこへ行くのかって?


 灘の酒造。


 三ノ宮からやや東に行ったところ。芦屋や御影の北あたりの史跡や美術館を巡るのも選択肢の一つだったのですが、白鶴美術館という割と関心のある分野の品を所蔵している美術館が休館期間だったのですね。

 というわけで、日本酒造りの様子を見学しよう、と! 伝統的な技術や古い歴史のある場所が好き、日本酒も好き、ついでに観光チケットに利き酒無料の特典があった、というのが主な理由です。


 灘の酒造めぐりのスタート駅は「魚崎」駅。駅の前は住宅が広がるばかりですが、海側へ降ると酒造通りっぽくなってきます。後から知りましたところ、灘五郷という酒造が集中している五つの郷があり、魚崎と御影はそこに入る魚崎郷と御影郷。私が行ったのはこの二つです。

 西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷が五郷。詳しくはこちらへ。

 https://www.nadagogo.ne.jp(灘五郷酒造組合ホームページ)


 櫻正宗、浜福鶴、菊正宗の三つを見学し、うち二つで利き酒してきました。美味しいです。良いお酒って酔わないと言いますが、本当にそんな感じ。試飲は少なめについでいただきましたが、全く酔わなかった。

 それぞれの場所で昔〜現在の酒造の工程を学んできました。昔の酒造りの道具も置いてありまして、これがものすごいたくさんの種類の道具を使って作っているのです。酒米を分別したり、濾したり、中身を移動させたり、それぞれの工程で何種類もを使い分けるなんて。昔の人の知恵には感嘆しますね。あと、発酵させる樽桶が巨大で、小さい私はもちろん、かなりの身長の方でも背丈を抜かされるのではないでしょうか。


 菊正宗まで来て、大体いいかな〜と思ったので御影駅方面へ。お目当ては史跡、弓弦羽神社です。八咫烏がシンボルの神社。八咫烏というと行ってしまう馬鹿がここに。伊奘冉、事解之男命、速玉之男命を祀ります。

 樹齢370年を超えるという椋木があり、これがまた見事です。社殿は茶を基調としたシンプルさですが堂々と。

 瓦の下を支える垂木が面白いデザインだなぁと。

 初めは前に突き出した切り口の四角の形が珍しいのかと勘違いしましたが、それはよくあるみたい。そうではなく、切り口が全て金に塗られており、それが二段に重なっていたのがとても不思議に見えたのですよね。よくある形なのかもしれませんが、いやに印象的でした。


 やっぱり神社やお寺などは建築を見るのが好きです(無宗教です)。美しい。


 さてさて、この辺りで流石に暑いし疲れてきたこともあり、電車で中心へ戻ります。

(お昼? 食べてません。日本酒ソフトクリーム食べました)


 ここまで、魚崎を出てからの歩行距離、Google Map上にて3.9キロだったらしい……。


 神戸ウォーターフロント編に続く!



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