さあ、今夜も

白稲 胡太郎

第1話 その日

 頭痛に気づく。いつものやつだ。目が開けられない。思い出す、確かに昨日は飲みすぎた、飲まされすぎた。今は何時だ、いつも必ず鳴るはずのアラームが鳴らないことに焦る。飛び起きたいところだが、頭が揺れないように体をゆっくり起こす。充電の切れたスマホは枕元にあった。いつもは、絶対に充電して寝ているはずだが、昨日はよっぽど酔っていたのだろう。すぐに充電して、久しぶりに壁掛け時計で時間を確認する。3を回っている。ありえない、3時でも15時でも、そんなはずはない。テレビをつけるが15時、カーテンを開けた外もおそらく15時の色だ。嫌気がさし、すぐにカーテンを閉める。グラスに水道水を流し込み、口に含む。少しずつ入れなければ一気に吐いてしまいそうだ。まったく、昨日の俺は何をしていたんだ。記憶が抜けている、いつものことだ。

 昨日は、久しぶりに高校の同級生と集まっていた。東京やら大阪やらに行っていた奴らが、たまたま沖縄に集まる予定があったとかで、沖縄に残っている奴らに声をかけていたようだ。既に働いている奴も多く、大学生のお前は明日は何もないだろとか。大学生らしく飲めよとか、次から次へとジョッキが運ばれてきた記憶がある。決め手は、緑色のあのアルコールだろう。それ以降の記憶がない。多分一時間もたたず、俺はくたばったのだろう。

 いや、くたばったのは今の俺である、酔った時に起きてくるヤツ、つまりもう一人の俺はここからが本番だ。絶対に何かやらかしている。丁寧なことに、そのもう1人の俺は、毎回SNSにその夜の報告をする。「さあ、今夜も」と文頭に置き、ある日は、「さあ、今夜も。財布にお金が残っている。勿体無い、コンビニでおでんを千円ずつ買おう」と書く。その後に、「5回できた」と器5個の写真をアップするのだ。翌日俺は、少し盛り上がるそのツイートを見て、財布を見て、体重計に乗り、落ち込むのだ。本当に二重人格かと思う。お酒を飲む時に現れる俺は、この俺とはまるで違うし、何より記憶がないからだ。そのために、「今夜の僕」というアカウントを作り、ヤツにはそこに何をしたか白状してもらっている。

 じゃあ、飲むなよ。という話だが、これが実は嫌ではないのだ。このアカウントは俺のアカウントの割に人気であり、フォロワーは2万人近くいる。俺よりも人気のあるヤツを、どうにも閉じ込めておくことはできない。しかも、友達によると俺は一緒にいる時はそこまで暴れていないらしい。明らかに酔ってはいるらしいが、1人で静かに寝ているのだとか。1人で帰る際に、ヤツが暴走するのだ。特定の芸人の平凡な投稿に対し、クソみたいなコメントをつけて、クソプロレスを展開し、「今起きました。すみません、酔ってました」と翌日の俺が定番の締めをする。「また、やろうや」と定番のコメントが返ってくる。すると、少しだけ盛り上がる。ネットの中で火花を散らすほどの力はあった。他人に迷惑をかけていないのだから、ダメージは翌日の俺にくるのだから、別に止める必要はないと思っている。

 でも、昨日のヤツはルールを守らなかったようだ。いつもは、何があっても12:00のアラームが鳴るように充電しているはずだが、今日は充電が切れた状態で枕元にあった。よっぽど楽しかったのだろう。悔しい、変わってほしかった。昨日は、高校時代ずっと恋をしていたホシちゃんが来ていたからだ。何回かやりとりしたはずだが、何も覚えていない。ヤツが暴れていなければいいが。ホシちゃんに変なところを見せたくないから、飲みすぎないようにと決めていたのに。ムカつく。

 向こうで光が灯る。スマホの充電ができ、電源がついたようだ。恐る恐る、少しの期待と共に、スマホを開く。続々と、通知が溜まっていく。例のアカウントも賑わっているようだ。その前に、アルバイトに今日は休むと電話を入れる。「二日酔いで」と言っても許されるくらい緩い環境だが、具合が悪いということにした。電話のアプリに「3」とある。誰かが、電話をかけているようだ。カード会社かなと思ったが、3つとも昨日のメンバーだった。やらかしてしまったのか、心配をかけてしまったのか、やはり昨日の俺は飲みすぎたみたいだ。三人のうち、一番優しそうな健太けんたに電話をかける。かけている間に、SNSを開く。

 投稿は13時間前だった。内容を見て驚き、思わず通話終了の赤いマークを押す。動画を上げてしまっているようだ。しかも、そこにいるのはホシちゃんだった。背筋が凍り、しばらく動けず画面を眺めている。状況が理解できない。

 ホシちゃんがこっちを見て、微笑みながら、ゆらゆらと踊り、何かを言って、こっちに手を伸ばす10秒の動画だった。音量を上げてもう一度見る。ゆらゆらと踊るホシちゃんは「次は君の番」と言って手を伸ばしていた。何度もその動画を再生してしまう。我にかえり、通知欄を見るが、かなりのコメントと「いいね」で埋め尽くされていた。「可愛すぎる」とか、「こんな可愛い彼女がいたのか」「どこのモデルさん?女優さん?」のような概ね彼女の容姿を誉める内容だった。他にも「癖になるダンス」「次は君の番って良いセリフ」と、目につくのは高評価ばかりだった。しかし、「いいね」の数は数え間違いかと思ったが、5万を超えており、焦った俺は投稿をすぐに消した。迷いはなかった。

 まずい、これはまずい。すぐにホシちゃんに謝ろうと思いアプリを開き、アイコンを押す。再び衝撃が走る。「送信の取り消し」の表示が6件続けてあった。なんてやつだ。昨日の段階で謝ろうとしたが、怖くなって取り消してしまったのだろう。許せない、ヤツが許せない。そんな言い訳はできない、悪いのは俺だ。自分が許せない。

 そこでスマホが揺れ、健太と表示された。

「おい、禄太ろくた大丈夫か?」

「大丈夫。昨日俺、大丈夫だった?」

「大丈夫というか、すぐに寝ちゃって、男連中が飲ませすぎて悪いから、しばらく寝かせておこうとなったんだよ」

 やっぱり健太は優しい、きっと健太がそうしてくれたのだろう。

「でも、気づいたらお前とホシちゃんがいなくて。お前たちの関係はみんな知ってるから、ついに何か起こったかってみんな喜んでたんだけど、よく考えたらお前酔っ払ってたからヘマしてないかって心配で」

「ああ、そうだったんだ、ホシちゃんが。全然記憶なくて」

「そっか、例の動画を見ると2人とも酔ってたんだろうな。ごめんな、ちゃんと2人を見てなくて」

 息が止まる。なぜだ。あのアカウントは誰にもバレていないはずだ。身内にバレずに続けていたはずなのに、なぜ動画のことを健太が知っているんだ。

「えっと。動画って」

「ホシちゃんが踊っている動画だよ。あのアカウント今夜の僕ってやつ、お前だったんだな。俺ファンで、急にホシちゃんの動画がアップされてたからビックリしてさ」

「健太、俺全く覚えてなくて。あの動画を撮ったのも、アップしたのも」

「嘘だろ、翌日記憶がないってのはキャラで、そういう設定だろ?」

「違うんだ。俺、本当に記憶がなくて、酔っちゃうといつもそうで、昨日もそうで、動画も投稿も覚えてなくて、なんならホシちゃんと帰ってたってことも今知って」

「おい、それ、ホシちゃんに許可取ってアップしたのか?」

「わからないんだ」

 健太との会話で状況が整理できたからか、俺は泣いていた。声を出して、かなり泣いていた。

「ロクタ、あの動画消したんだな。でも、今日すでに他のアカウントであの動画見たぞ。拡散されるかもしれない」

「どうしよう、健太」

「とりあえず、ホシちゃんに昨日のことを確認しろよ。そして謝れ。それしかないだろ」

 健太の言う通りそれしかないと思っている。そうすることを伝えて電話を切った。健太との話でことの重大さを理解した。あの動画を見た人達が保存しているのならば、もうこれは、俺なんかじゃ止められない。見ず知らずの人たちに、ホシちゃんは晒され続けるかもしれない。そこのコメント欄で、好き勝手言われるかもしれない。そんなことがあったらと、ホシちゃんはそれを心配して日々を過ごすことになる。

 再度スマホに通知が溜まる。DMだった、「あの動画なんで消したんですか?」という内容だった。投稿から半日が過ぎ、この人たちは何度もあの動画を見に来ていたのだろうか。視聴数が、あれだけ回っていたのは、同じ人が何回も見ていただけなのか?じゃあ、思ったよりもあの動画を知っている人は少ない?

 そんなはずがない。何事も良いように解釈するのは悪い癖だ。この後に及んで、大丈夫だと思いたい自分に腹が立つ。あの動画を見たいという投稿が増えれば、保存した誰かがアップするだろう。その流れを止めることはできない。ホシちゃんになんて謝れば。スマホを見つめたまま、動くことができない。

 もう一度昨日のことを思い出す。誰が言い出したのか、たぶん健太だと思うが、数年ぶりにみんなで集まり、沢山飲まされ、ダメだ。それしか覚えていない。その前に話した人達は覚えているが、ホシちゃんとはその後に話したのか。何を話したのか覚えていない。高校の時に話した内容は、ほとんど完全に覚えているのに。昨日のことが思い出せない。それほどにホシちゃんのことが今でも好きなのだ。大学で二人で遊べる中の良い感じの子ができても、すぐにホシちゃんと比べてしまい、付き合うことができない。高校卒業してからずっとそんな感じだ。ホシちゃんがどこで何をしているのかわからないくせに、ずっと考えてしまう。そうだ、昨日の会話、確か彼氏はいないという話をしていた。「彼女できた?」という話の流れで聞いたはずだ。なんでそんなこと忘れてしまうんだ。ホシちゃんが少しでも俺に興味を持ってくれたという事じゃないか。そして、彼氏はいないと言って、一緒に帰ってくれて、あんなに可愛い笑顔で踊って、「次は君の番」って言ったのか。

 これは、良い感じだったんじゃないか。なにがあったかわからないが、良い感じだったはずだ。ずっと好きだったホシちゃんと良い感じになれたのに、俺は何て馬鹿なんだ。ちゃんと謝ろう。せめて好きな人にだけは真面目でいよう。じゃなきゃいよいよ自分が自分でなくなる気がする。

 覚悟を決め、震える手でホシちゃんのアイコンを押し、電話のマークを押す。緊張で直接耳にスマホを近づけることができず、床に置いたまま小さい音が変わるのをドキドキして待つ。

 音が止まる。急いで耳にスマホを持っていく。無音だ。俺から話さなくちゃ。

「ホシちゃん、あの昨日のこと」

「謝らないでいいから。私怒ってないから、動画のこと」

 優しい大好きな声だ。まだ思い出せないが、昨日の心地よさだけを思い出す。ずっと一緒にいてくれたんだ。

「ほんとにごめんなさい。俺のこと介抱してくれたんだよね。一緒に帰ってくれて、でも全然覚えてなくて。それなのにあの動画勝手に乗せちゃって、気づいたら沢山の人が見てて。取り返しのつかない事しちゃった、本当にごめん」

 ホシちゃんの笑う声が聞こえる。

「謝らないで良いっていったのに。実は私もあんまり覚えてないんだ昨日のこと。でも、あの動画見たら昨日の私楽しそうだった。ロクちゃんのおかげなんだよねきっと」

 心臓が止まるほどドキドキしている。先ほどの緊張とは違う緊張だ。

「ロクちゃんと一緒で楽しかったのは覚えているんだけど、それで、へんな踊りしちゃってて。あ、あの有名アカウント、ロクちゃんだったんだねビックリしたよ。しかも本当に記憶ないんだ」

「ごめん、あんなに人が見てるアカウントで」

「だから大丈夫だってば。それに、消してくれたでしょ?すごい数の人が見てたのに、ちゃんと消してくれたじゃん。だから大丈夫、このことも忘れようよ」

「そんなわけにはいかないよ。他の人が保存してるかもしれないし」

「それは少し怖いけどさ、ロクちゃんコメントとか読んだ?私のこと可愛いって言ってくれてる人が沢山いたんだよ。それは嬉しかったんだ、だから忘れていいよ、いつもみたいに忘れていいから」

 ホシちゃんの優しさに気づいたら泣いていた。

「ロクちゃん泣いてるの?もう、本当優しいな」

「優しいのはホシちゃんだよ。本当にありがとう」

「また好きになった?昨日はホント私にべったりだったんだよロクちゃん」

 まただ、ドキッとする

「え、ホントに?おれ、何か失礼な事」

「うそうそ冗談、まあでも、あんまり覚えてないけど、楽しかった。久しぶり皆に会えて、ロクちゃんと過ごせて。だからさ、またみんなで集まりたいし、良い思い出にしたいから、早く忘れてよ」

「ありがとホシちゃん。俺もすごく楽しかった」

「覚えてないんじゃん」

「覚えてないけど、楽しかったことだけは覚えてる」

「ふーん、ロクちゃん生意気になったね」

「え、ああ、そうだよねごめん」

「もう、冗談だってば、気にしてないから」

 明るく言ってくれるホシちゃんの優しさに甘えてしまう。でも駄目だ、ネットは恐ろしいという。簡単に考えちゃだめだ。

「何かあったら言ってね、俺なんでも協力するから。それに、俺が悪いから、責任取るから」

「なに、頼もしいな。さすが有名アカウントの中の人だ」

「本当にありがとう。俺どうしたらいいかわからなくて、ダサすぎて」

「いいよ、ロクちゃんはいいやつだから許す。怒ってないから落ち込まないでよ、あと、ちゃんと大学行くんだぞ。じゃあちょっと出かけてくれるから、またね」

 再び部屋が無音に戻る。アルコールの匂いが残るベットに潜り込み、枕に顔をうずめる。怒られるつもりで、嫌われるつもりで電話を掛けたのに、思いがけない内容だった。昨日、ホシちゃんと良い感じだったのかもしれない。楽しかったみたいだし、また次もあるみたいな言い方だった。これはチャンスかもしれない。相変わらず優しいホシちゃん、やっぱり大好きだ。だから、甘えちゃだめだ、何か起こったら俺が対処する。俺がどうにかするしかない。


 それから、一週間ほどが経つ。祈りとは裏腹に、ホシちゃんの動画は拡散されていた。日が経つにつれ数は減ってきているようだが、それでも俺が見えている範囲だ。しかも、大学で聞こえてくる話題にも、ホシちゃんの動画の件があり、気まずい。それからホシちゃんとの連絡はなく、ホシちゃんがどの程度SNSに関心があるのかは知らないが、おそらく気にしているだろう。数日前に、あのアカウントで、「酔った勢いだったから、映っている人も一般人の為、拡散はやめて欲しい」というツイートをしたが、「いつものことだろ」「消さないのが良さだったのに」「素人のレベルじゃない」「もうみんなのモノだ」と収まりそうにないコメントばっかりだった。ずっと味方だと思っていたフォロワーが急に敵に見える。かなりの数の敵だ、俺一人でどうにかできる相手じゃない。

 しかも、その敵は増える一方だった。あの投稿をして以降、フォロワーが伸び始めたのだ。ほんの少し前まで2万くらいだったのに、今は5万目前だ。全く意味が分からない。過去の投稿の評価も伸びていいる。記者やメディアからDMが来て、取材させてほしいと言われることもあった。だんだん自分が作ったアカウントが怖くなり、距離を置くことにした。もともと、こんなことをしていたのが原因だ。お酒とSNSは当分控える。もはやそんなことをしている暇はない。就活や卒論、俺にはやらなければいけないことが沢山ある。あの日集まっていた連中は、就職したり留学したりと各々結果を出してきている。あの日飲み過ぎたのはそのせいもある。大学生の俺ができることは、沢山飲むことくらいだった。それでめちゃくちゃ酔ったんだからどうしようもない人間だ。あの問題投稿は奴らにもめちゃくちゃ怒られた。

専門学校を出たホシちゃんも県内企業で頑張っているみたいだ。ホシちゃんに認めてもらうためには、就職しなきゃ。とりあえず真面目になるんだ。

 そう決めて、数か月ぶりにゼミに出た。教授からは怒られ、同級生には笑われた。みんなの卒論の進み具合に冷や汗が出る。こちとらテーマしか決まっていない。絶対に映画についての論文を書くと決め3年を終えたが、4年になって完全にやる気を失っていた。情けない、いつから俺はこんな堕落した人間に。座る位置すらわからない俺に、女の子か声をかけてくれた。

「ロクタ君、良かったらこっち座らない?」

 誰だっけ。思い出す。

「誰って顔してるね」と彼女は笑う。

「いや、えっと、ごめん久しぶりだから」

「久しぶりって、この前飲み会で会ったばかりなんだけどね」

 飲み会には高校の友達しかいなかったはずだ。高校から一緒となると。

「え、冬野ふゆの?」

 指で丸を作り、マスクを下ろす。黒色のショートカットだった冬野は、金か明るい茶色のようなロングヘアに変わっていた。清楚なイメージだったが、今はギャルのような見た目だ。

「ごめん気づかなかった、なんか雰囲気変わったね、てか別人だ」

「ひどいな、高校も大学もゼミも一緒なのに。まだホシちゃんに夢中なんだね」

 彼女がニヤッと笑う。一体どこまで俺の片思いは広まっているんだ。

「卒論進んでるの?」

「全くなんだ。3年の時から一文字も。いや、修正されたままだからマイナスかも」

「うわ、ほんと酷いね。卒業したくないの?」

「いや、心を入れ替えた。御存知の通りお酒で大失敗したからさ、お酒はやめて真面目に生きます」

「ああ、聞いたよ。ホシちゃん大変なことになってるね。ロクタ君も大丈夫?」

「うん、俺が悪いんだ。ホシちゃんから何か聞いてない?」

 冬野は首を横に振る。

「あんまり仲良くないから」

「そっか。なにかわかったことがあったら教えて欲しい」

「いいけど、まずは卒論だよ。もうすぐ面談で進み具合をチェックされるよ?一定のラインを越えてなかったその時点で単位を与えないらしいよ」

「マジで、知らなかった。やばい終わった。」

「仕方ないな、ロクタ君映画だったよね、手伝うから頑張ろうよ」

「冬野様ありがとうございます。最高な友達です、一生ついていきます」

「都合いい事ばっか。貸しだからね」

 少ないが質の高い友人のおかげで、なんとか今日まで生きてこれた。早く恩返ししなきゃいけないから真面目に生きる。とりあえず、卒業して就職しなければ、皆のように普通になりたい。真面目に、誠実に、そうして安定してから遊べばいい。それさえできなきゃ人生は楽しめない。自分と約束して、友達と約束して心を入れ替える。普通になって見せる。



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