設定 彼岸花探偵事務所

仲仁へび(旧:離久)

第1話



――あらすじ


 そこは探偵事務所。

 入り組んだ路地の先に立つ、灰色のさびれた建物がそう。

 そこには、本名が定かではない探偵の女性がいた。

 その女性の名前はナイ。

 彼女は、ある日一人の助手を雇う。



――人物


〇ナイ

 彼岸花探偵事務所の探偵。

 今までずっと一人で活動していたが、ある日一人の少女を雇う。


〇姫乃

 彼岸花探偵事務所を訪れた少女。

 子供の頃の記憶がないので、依頼しにきた。

 ナイの助手になる。


〇こめすけ

 勝手に探偵事務所に居ついている野良猫。

 今までの依頼人の誰かが「こめすけ」となづけた。

 額におこめのような小さな模様がある。



――依頼内容


〇ケース一『姫乃』

 誕生日プレゼントが知らない間になくなったので、探してほしい。

 ナイ「塾に行って、目を離したすきになくなった? 誰か借りたんじゃないかな」


〇ケース二『子持ちの主婦』

 最近息子がよく食べるようになったけど、なぜか全然ふとらない。茶色っぽい繊維が部屋に落ちている。

 ナイ「動物でも飼ってるんじゃないかな?」


〇ケース三『彼氏に悩む女子』

 私の彼氏、絶対浮気してる。この間、大きな包みを持って女の人と歩いていたもん。むきーっ。

 ナイ「記念日の誕生日プレゼント選んでもらってたんじゃない?」



――アイテム


〇鈴のついたボール

 こめすけの遊び道具。

 あそんでほしい時はボールをくわえて近寄ってくる。


〇探偵手帳

 ナイが所持している手帳。

 真っ白。

 使っていない。


〇アンティークドール

 探偵事務所の部屋に飾られている人形たち。

 みな、愛らしい少女人形。



――スポット


〇彼岸花探偵事務所

 ナイがいる建物。

 一階に花屋。二階に喫茶店。三階に探偵事務所。あとは屋上。


〇彼岸中学

 姫乃がかよっている学校。

 彼岸町にある学校の一つ。


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