『なぽろ5号』

やましん(テンパー)

『なぽろ5号』


 『これは、ギャグであり、ジョークであり、フィクションである。この世とは、いっさい、まったく、ぜったい無関係である。』





 アナ


 『ついに、わが、地球ごき一族の総力により、月着陸宇宙船、なぽろ5号が打ち上げられまごき。やましんさんち発射場から、ちゅうけいでごき。搭乗員は、ごきわん、ごきつう、ごきすりー、の、さんごきでありまごき。』



 秒読み


 『きゅう、はち、なな、ろく、ごき、よん、』



  アナ


 『いよいよごきす。』



  秒読み


 『さん、に、いち……』




     しゅわ〰️〰️〰️〰️❗



  アナ


 『な、な、なにごきか、発生したようごき。秒読みが、いち、でとまりましごき。』



  やましんちから、湯気が立ち上がる。



  アナ


 『え、どうやら、やましんさんが、お湯を掛けたようごきす。失敗ごき。ああ。すべてが、お流れごき。なぽろ5号、失敗!』



 やましん


 『ばあか。いまどき、そんな、ややこしいもん、打ち上げるなあ。またく。』


     

 ……………………



 ごき大佐


 『大将。核実験は、どうしまごき。』



 ごき大将


 『やましんさんちには、影響ないのだがごき。ちょっと、揺れるだけなごきな。まあ、猛烈に怒ってるごき、一週間、延期するかな、ごき。』



 ごき大佐


 『場所を変えてはいかが?』



 ごき大将


 『移動が、目立つごき。』



 ごき大佐


 『強行する手もありごき。人類にはわからないごき。』



 ごき大将


 『うん。確かに。ごきごきね。』



 連絡ごき兵


 『たいへんごき。やましんさんが、核弾頭を掘り出して、踏み潰したでごき。想定外ごき。』



 ごき大将


 『さすが。やるな、ごき。それでこそ、我が家主。計画Zに、移行する。ごき。』



 ごき大佐


 『ごきごきなあ。』



 計画Z、とは、何か?


 やましんさんは、まだ、知らない。



        🚀

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『なぽろ5号』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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