第7話 君からもらったもの

で?、、もう、完結させるのか?


おい、おい、、まだ、チコは恋すらも芽生えてない感じじゃないか。


そんな状態で完結って。。。いいのか?


レオン「チコちゃんは、もう、芽生えるまでにそう遠くはないよ。ただ、自分で気が付かないだけ。」


そうなのか。。。


ヴィシュヌ「そうだよね。自分の中に、ある気持ちが何なのかが、わかったら後は、自然な形で愛にも変わるだろうしね。」


そんなもんか。。サムはこれで完結していいのかよ。


サム「いいですよ。チコはきっと僕の気持ちには、これから永遠でも追いつけませんから。」


はぁ?なんだよ、それ。


サム「チコにはナイショですよ。でないと、また


「チコを置いてった!」と叱られてしまいますから。」


サムってさ、表面とは本来は違うだろ?


ヴィシュヌ「おや、シヴァにはわかるんだね。」


そりゃ、わかるだろ。レオンだって、知っているはずだ。


サム「そんな事はないですよ。僕はこんな男ですから。」


いや、違うな!隠してる。俺には、わかる!


レオン「サムのチコちゃんを思う気持ち、愛には誰もかなわないよ。きっと。」


サム「皆さん、かいかぶりすぎですよ。僕はいつも、誰かに、叱られてばかりなサムですから。」


ヴィシュヌ「そうだよね。。


だから、チコちゃんの為に生まれて来たんだよね。永遠にチコちゃんを導き、光に連れて行く、チコちゃんの、チコちゃんだけのナイト。。。だよね。」




あれから、幾年がたっただろうか。


綺麗な衣装に身をまとい、サムの横で幸せそうなチコちゃん。


婚姻を結ぶ時が来るなんて。まるで夢のようだよ。


サムの表情からは、新たなる決心と覚悟のようなものが滲みでている。


これからまだまだ、二人で歩いて行くんだよ。


チコちゃんは、まだまだ、サムに手を繋いでもらいながら、チコちゃんが感じる「愛」を探していくんだよ。


ヴィシュヌ「おめでとう!


二人共、これからが本当の「愛し合う」を探すんだよ。」


ラクシュミー「ひとまず、よかったわね。これからが本番だけれど。1つ成長したわ。」


レオンも拍手の中、二人を優しい目で迎えている。


で?、、結局、レオンの想い人は誰なんだ?


レオン「さぁね。。。誰も知らない方だよ。。。」


ずっと、、、想い続けてんのかよ。


レオン「もちろんです。。。


あのですね、シヴァ様。。


そう簡単に誰かを愛せるものじゃないです。


たった一人を想う心。


大事にしたいです。。。」


そうだな。。俺も大事にしたい気持ちはわかるよ。


アイツにはわからんだろうな。


「な、なんですか、、僕を見ているとは。。。もう、僕を最後の落ちに使わないでくださいよ〜っっ!」


しょうがねぇだろ。女の尻追いかけるのはお前位だからな。


な、ポセイドン(^_-)


ポセイドン「勘弁してくださいよ〜

  

 いつも、こんな役回り〜😓😓」



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