6がつ 3にち 「わるくち」
六月三日 晴れのちくもりときどき雨? すずしかった
いつも前書きに悩みます。あとになって自分で読み返したときに、いまの心情をうまく伝えられるような何かにしたいなあと思ってはいるものの、ルーティーンに組み込まれつつある今、日記を書くために特別の心の動きがあるわけではありません。強いて言うなら、正直に告白するならば、ちょっと飽きてきています。おんなじことを書くわけにもいかないし。でも、違うことってあんまりないし。
……昨日も同じようなことを書いていたような気がします。
今日は、朝から「日記、さぼっちゃおうかな」って思っていました。今日あったことを書くのが日記です。でも、ここのところの茶々瀬は、日記を書くために色々探したり考えたりしています。こんなの、ほんとの茶々瀬じゃありません。お話を考えたいのに、つい日記のことを考えてしまいます。だから、今日は日記のこと考えるのやめよ、って思っていました。
朝は、お仕事の机でお話を考えました。短いお話です。茶々瀬は、ひと月にひとつ、短いお話を書くことを目標にしています。六月が始まったので、紙にちょっと書きました。茶々瀬のお話を書くのはとっても遅いので、ちょっとしか書けませんでした。
お仕事では、映画を観ました。でも、茶々瀬はお仕事なので、映画に集中しちゃいけなくて、すっごく疲れました。
お仕事には、苦手な先輩がいます。茶々瀬から見るとなんだか昆虫みたいで、あったかみのない先輩です。人当たりが悪いわけじゃありません。やさしいひとです。でも何を考えているのかわかんないなって思います。本人はコミュニケーションは得意って言ってますけど、たぶんそんなことないです。ほかのひとも言っていました。これはただの悪口です。ごめんなさい。
今日は早くお仕事を切り上げました。病院に行きたかったからです。でも、お仕事が終わったときには、病院の受付時間が終わっていました。悲しかったです。早く出てきちゃったので、まだお仕事の部屋にはほかのひとがいっぱい残っていました。そういうとき茶々瀬は、みんなが茶々瀬の悪口を言っているのではないかって心配になります。さっきの先輩にも、ちょっと嫌味みたいなこと言っちゃったので、余計に心配になります。でも別にいいです。茶々瀬は悪口を言われても当たり前のひとです。
病院に行けなかったので、喫茶店で短いお話の続きを書きました。たぶん半分くらい書けた気がします。でも、まだ、茶々瀬にもどんなお話になるのかわかりません。短いお話を書くときは、いつもそんな感じです。
このあとアリータの続きを観ます。戦いが早くて派手です。最近のCGってすごいなって思いました。
また明日も頑張って書きます。
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