無題

点Q

ある日のことだ。あさイチで彼は起きた。あまりにも早く起きたので、遊び疲れて夕方まで寝過ごしたのではと思ったほどだ。案の定、朝であることにはすぐに気づき朝食を食べて家を出発した。足止めを食らいませんようにと祈りながら走ったが、赤信号がいつものごとく待ち受けていた。あれを青信号の時に通り過ぎたことがない。悪態をついていると、いつの間にか青信号になり、今まさに点滅していたのだ。急がねばと走って渡ろうとしたその時だった.....................。


「い」に続く

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