第6話 学校生活
「“契約”完了っと…?どうしたつんちゃん?
顔が赤いぞ?」
そう言うと千隼さんはおでこをくっつけてきた。
「///近い近い!!」
恥ずかしい!!異性とそんなに話したりしないのに!こっこんな近くに来るなんて!
無理無理無理無理無理無理無理無理無理!!
「そんな近いか?あっ敬語なしだぞ。まぁ、これからよろしくな、つんちゃん!」
って訳で今現在。
「契約だとしても来なくて良いじゃない!」
「いやー、俺一人だと暇だしね、“普通”は俺の姿誰も見えないからなー。喋り相手もいなくてな。」
「えっでも私のと喋れてるんじ「七々翁さん何喋ってんですか?寝ぼけてるんですか?授業に集中しなさい。」
「「「あはははっ」」」
クラスのみんなと先生の視線が私に向く。
先生……クラスのみんなもそんな笑わなくて良いじゃん!
「はい、すみません」
「分かったなら良いですよ。次の問題は…‥.」
先生はまた黒板に問題などを書いていく。
……どうやら今日は少し機嫌が良いようだ。
「ごめんな、つんちゃん。久しぶりに喋れて嬉しくて……」
「いいよ。授業中はダメだけどお昼休みなら話してあげるから……」
誰にも見えなくて寂しい思いをしていたなら少しはしゃいでいてもしょうがない。
「分かった、ありがとうな、つんちゃん
……じゃ、俺また上の方に浮いてるわ」
「……静かにしててね。」
「分かってる、分かってるってw」
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