4Season4Legacy 都会の秘境

緑樹ユグ

プロローグ

その女性は新しい家を見ていた

この地域での家。新しい家を見ていて満足していた。これなら2人でも十分な大きさだ

この地域の家を建てられたのはとても嬉しい。その女性はこの地域の出身だからだ

そんな家を見ていたら彼女のパートナー。女性が来ていた

「ねえねえ、新しい家、最高だよ!」

その女性はとても喜んでいた。彼女は都会っ子であまりこの地域を知ってはいない

「ええ。この家は私達2人の愛の巣よ」

そう言うと女性は明るい声で喋っていた。願ってもいなかった生まれ育って地域での家…嬉しすぎてたまらない

その家はもう完成されてすでに荷物も家に運んだ。これからこの家で住むのだ

「ねえ明子…私、この地域全然知らないんだ。いつか紹介してほしいな」

女性は目を見て話した。なるほど。確かにここはあまり知られてないマイナーな場所。知らなくて無理はない

そうだ。今度落ち着いたら案内をしよう。と、言っても案内できるほどでも無いが…

「広美、ここは都会の秘境。とも言われている地域…でも、雰囲気はとてもいいわ。だから結構住んでたの」

そう言うと話してる女性が言う

「都会の秘境!?すごい面白そう!なんだかワクワクしてきちゃうよ!」

そう。ここは駅からも離れ電車も通らない、バスしか交通手段が無い。とても都会とはおもえない場所

2人の間に涼しい風が吹いた。都会のコンクリートジャングルとは違い、暑さもあまりない

「だからね。貴女と会って付き合っていつかここに住みたいと思ったの」

女性は嬉しそうに言う

「ふふふ…!嬉しいなあ!これからどうかよろしくね!」

そう言うと女性は抱きつく。甘えん坊ですっかりなついてしまった。だが、全然悪い気がしない

「こちらもよろしくね。これからはずっと2人でいようね」



―――きっと、あなたの風が吹くから



     4Season4Legacy

     ~都会の秘境~



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