第20話 だだの知り合い

 ~次の日~

 明莉たちに昨日のことはなそう。

そう思って私は、学校についてから、明莉と悠希を探した。

けど、二人は来なかった。

 

 授業が終わって、帰る途中、先生から手紙をもらい、明莉の家に向かった。




~明莉の家~

 相変わらず、豪華な家だなぁ。

そう思いながら、私は、インターフォンを鳴らした。

『はい、どなたでしょうか?』

 明莉のお母さんの声がした。

「明莉の友達の優花です。

明莉いますか?先生に届け物頼まれて,,,,,」

 私の返答からしばらくして、今度は、明莉の声が聞こえた。

『優花、ちょっと今忙しいから、会うのは、また今度にしてくれない?

先生からのは、ポストにいれといて。

あと、私しばらく、学校にいかないから。』

「え?何で?」

私は、おもわず口にしてしまった。

『何でかは、優花が考えてみて、答えが見つかるまで、私は、学校にいかない。 

もういいかな、勉強したいし、帰って。

なんかあったら、連絡ね。』

 私は、訳がわからなくなって、とりあえず、帰ることにした。



~橘家~

「あんなこと言っちゃって、良かったの?」

「いいの、それに、忙しいのは、ほんとだし、もうすぐ締め切りだし、TV出たときに、ニュースになったら、面倒じゃん。 

だから、しばらくは、優花とは、ただの知り合いってことにしないと。」


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