8.ヤンデレ妹「う~・・・お兄ちゃん・・・お兄ちゃんとの朝の時間が・・・過ぎちゃった・・・。まただるくてつまらない学校に下校まで監禁されちゃうよ・・・」ズーン


妹学校



ヤンデレ妹「う~・・・お兄ちゃん・・・お兄ちゃんとの朝の時間が・・・過ぎちゃった・・・。まただるくてつまらない学校に下校まで監禁されちゃうよ・・・」ズーン


妹友「監禁って・・・でち達は学生なんだから学校来るのは当たり前でち」


ヤンデレ妹「ううう~~~お兄ちゃんが居なくて頭がおかしくなりそうだよ~!!うう~・・・ちょっとお兄ちゃんの学校行って来る!」ダッ


妹友「待てでち」ガシッ


ヤンデレ妹「離して・・・!お兄ちゃんに会いたいの!」


妹友「ハァー・・・めんどくさい妹は嫌われるでちよ?」


ヤンデレ妹「えっ・・・ええっ!?嫌われる・・・?」


妹友「うん、嫌われるでち」


ヤンデレ妹「そんなの嫌だぁああああ」ガバッ


妹友「わぷっ!苦しいでち!やめるでち・・・っ!」ガバッ


ヤンデレ妹「はぁはぁ・・・」


妹友「はぁはぁ・・・」


ヤンデレ妹「・・・あのさ、妹友ちゃん」


妹友「はいでち」


ヤンデレ妹「・・・・・・私、お兄ちゃん離れしないといけないの?」


妹友「・・・・・・そう・・・思うでち・・・」


ヤンデレ妹「・・・嫌だよ、そんなの・・・絶対私、狂っちゃうもん、お兄ちゃんと離れ離れになったら・・・」


妹友「・・・「」さん、『妹』の事で、困ってると思うでちよ?『妹』がずっとべったりしていて・・・」


ヤンデレ妹「・・・・・・・・・無理だもの・・・・・・・・そんなの・・・」

妹友「・・・どうしてでち?」


ヤンデレ妹「最近、思うの。お兄ちゃんどんどん大人になって、私の知らない内に私の知らない女(ヒト)と知り合っていたりするの・・・」


妹友「・・・うん」


ヤンデレ妹「それが・・・たまらなく寂しいの・・・私の元から居なくなっていくみたいに・・・」


妹友「・・・・・・それが成長するって事でちよ、兄妹なんだから、いつかは大人になったら・・・離れていくものでち・・・仕方ないでちよ・・・・・・」


ヤンデレ妹「仕方なくないよっ!」ドンッ



妹友「・・・・・・」



ヤンデレ妹「あっ・・・ごめん・・・急に声を上げちゃって・・・うわわっ・・・ク

ラスのみんなに注目されて・・・みんな、何でも無いよ、何でもー」


妹友「・・・・・・・「」さん可愛そうでち」ボソッ


ヤンデレ妹「んっ?何か言ったの?」


妹友「・・・・・・何でもないよ・・・何でも・・・」





兄学校



あなた「おはよ~」


クラ子「何~?「」君、1日の始まりの朝だっていうのに元気ないぞ~」バシバシッ


あなた「あたたっ、肩を叩くなってのー、お返しだ!」バシバシッ


クラ子「ちょっ!女子に対して暴力はいけないぞっ」


あなた「なーにが暴力だ・・・」


クラ子「あははっ、ちゃんと女子を女子らしく扱わないと、モテない人になっちゃうぞ?」


あなた「・・・うるせー」


クラ子「・・・まぁ、いいや・・・おはよう、「」君」


あなた「ああ・・・」


クラ子「元気無いわねー」


あなた「まあな」


クラ子「もしかして、妹さんの事で?」


あなた「えっ!?・・・ああ、いやっ、違ーよ」


クラ子「妹さんね、元気の無い理由」


あなた「・・・良くわかったな・・・」


クラ子「わかりやすいのよ、「」君はぁ~、あはははっ!!」


あなた「・・・むぅ・・・」


クラ子「訳、話なよ?妹さんに何があったの?」


あなた「いや、何でも無いって・・・」


クラ子「・・・・・・話して・・・・・・欲しいな・・・?」


あなた「(・・・何だ?こいつ、いつもはやかましいテンションの癖に、急に畏まって話して・・・)」


クラ子「・・・・・・結構、悩んでるでしょ?妹さんの事・・・」


あなた「・・・まぁな・・・」


クラ子「じゃあ、話してよ・・・」


あなた「・・・・・・昼休みにでも、人が居ない所でな」


クラ子「・・・・・・うん・・・・・・」



昼休み 屋上



クラ子「ここなら誰も居ないわよ?元気が無い理由、話して」


あなた「ああ、分かったよ・・・妹の事だけど・・・ちょっと中学生にしては兄離れが出来てないのわかるよな?」


クラ子「・・・うん・・・」


あなた「・・・・・・昨日、妹と一緒に寝たんだ・・・・・・」


クラ子「えっ!?寝たっ!?」


あなた「おいっ!勘違いするなよ、本当に寝ただけだ、あいつにせがまれまくってさ・・・」


クラ子「そ・・・そう・・・あ~・・・そうよね、うん」


あなた「当たり前だろ、俺達兄妹なんだぜ」


クラ子「そうよねぇ・・・兄妹よねぇ・・・」


あなた「・・・・・・あいつ、胸はだけさせたり・・・押し付けたりしてさ・・・」


クラ子「・・・・・・」


あなた「・・・いや、俺はあいつの兄貴だから、どうでも良い事だけど・・・このままじゃ・・・あいつにも良くないし・・・俺自身もいつかは・・・」


クラ子「・・・・・・」


あなた「・・・・・・そういう事考えてると、朝っぱらからブルーになってな・・・しかも朝登校する時も甘えてくるし・・・・・・・・気持ち悪いだろ?こういう事考えてるの、笑っていいぜ?クラ子・・・」


クラ子「・・・・・・笑わないわ・・・・・・」


あなた「・・・っ!」


クラ子「・・・大変ね・・・あんたも・・・」


あなた「・・・・・・ああ・・・・・・」


クラ子「・・・・・・」


あなた「(笑われると思ったけど、クラ子は深刻そうな顔で俺を見ている・・・)」


クラ子「・・・・・・あんた、本当に気に病んでるの分かってるし・・・笑わないわよ・・・絶対・・・」


あなた「・・・・・・そっか、有難うな・・・クラ子・・・」ニコッ


クラ子「・・・・・・!」


クラ子「・・・ようやく笑ったわね・・・ずっと辛気臭い顔してるから、心配したわ、ほらっ、もっと笑いなさい、あははっ!」


あなた「心配したって・・・?」


クラ子「っ!細かい事は気にしないの!いいから笑いなさい!、あはははっ!」


あなた「・・・そうだな・・・ははっ」


クラ子「あはははははははははははははっ!!!」

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