ヤンデレ妹「兄妹も夫婦も家族なのは変わらないよ?」
がおー
1.ヤンデレ妹「お兄ちゃんの為なら私何でも出来るわ」
◆
ヤンデレ妹「お兄ちゃんの為なら私何でも出来るわ」
あなた「へえ、なら絶縁しよう!」
ヤンデレ妹「ふぇ!!そ、それはダメええー!!」
あなた「(うちの妹は毎回このテンションで疲れる・・・)」
◆
登校時
あなた「行ってきまーす」
ヤンデレ妹「行ってきますっ!」
ヤンデレ妹「お兄ちゃん!」
あなた「んっ?」
きゅっ!
あなた「な、何をするんだ?」
ヤンデレ妹「何って、手を繋いだだけだよ?」
あなた「アホかっ!手を繋ぐ必要なんて無いだろう!」
ヤンデレ妹「兄妹なんだから普通だよ、手を繋ぐぐらい・・・」
あなた「いやっ!おかしいからっ!子供じゃあるまいし!俺は高校生、お前が中学生!普通な訳無いだろっ!」
ヤンデレ妹「お兄ちゃんは、私の事嫌いになった?」ズーン
あなた「い、いやっ!そんな事無いけど」アセアセ
ヤンデレ妹「じゃ、何も問題無いね!高校と中学校の分かれ目までこのまま繋いで歩こうね♪」
あなた「・・・うぐ・・・周囲の目が恥ずかしい・・・」
◆
キーンコーンカーンコーン
あなた「おっ、お昼休みだ」
ヤンデレ妹「お兄ちゃん、お弁当作ってきたよ!」ヒョコ
あなた「お、おいっ!あれほど学校には来るなって言っただろ!というか、お前、
自分の学校は!?」
ヤンデレ妹「抜け出してきちゃった・・・えへっ」テレッ
あなた「えへじゃねえ!」
クラスメート「「」君、兄思いの妹が居て良かったね~」
あなた「いや、弁当なんて頼んでないんだって、いつも言ってるけど、別に弁当作って来なくて良いし、学校を抜け出して来て来ちゃいけません」
ヤンデレ妹「えっ!?お兄ちゃん・・・っ!・・・お兄ちゃん、ごめんね・・・私が勝手に弁当何か作って迷惑だったよね・・・?」ズーン・・・
クラスメート「うわあ・・・「」君ひどーい・・・せっかく妹さんがお弁当作って来てくれたのに・・・」ジロジロ
あなた「う・・・分かった分かったよ!『妹』、食べるよ!」
ヤンデレ妹「え・・・?あ・・・有難う!お兄ちゃん」ダキッ
あなた「ぐええっ!だ。抱きつくな!『妹』!!こんな公衆の面前で」
他のクラスメート達「また「」の所の妹が「」といちゃいちゃしてる・・・あいつやべーだろ、ブラコンか?」ザワザワ・・・
クラスメート「あなた達本当に元気よねー・・・間違いは犯しちゃダメよ・・・?」
あなた「犯す訳ねーだろ・・・」
ヤンデレ妹「・・・犯す・・・」////
あなた「お前も変な勘違いするなよ・・・(こいつの弁当、作って来てくれるのは嬉しいけど、何か鉄の味がしてあまり食べたく無いんだよなあ・・・」
◆
下校時 校門前
あなた「やっと学校終わったー!帰ってゲームしたい!」
ヤンデレ妹「お兄ちゃんっ!一緒に帰ろっ!」ヒョコ
あなた「わっ!出たっ!」
ヤンデレ妹「手、繋ぐね?」
あなた「待てやっ!校門前だぞ!人もいっぱいいるし・・・」
ヤンデレ妹「えいっ」ギュッ
下校中の周囲の人達「ヒソヒソ・・・」
あなた「ああっ!もうっ!早く帰るぞ!『妹』っ!」グッ
ヤンデレ妹「な、何っ!?お兄ちゃん、急に抱え上げて・・・これっ、お、お姫様抱っこじゃ・・・」カァー
あなた「お前とちんたら歩いていたら、人目につき過ぎて適わなんじゃないか!さっさと家に運んでやるっ!」ダダダッ
ヤンデレ妹「(あ~・・・っ・・・お兄ちゃん・・・幸せ・・・」////
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