モフりたい症候群患者の療養日誌 〜モフモフの為なら人間のイザコザなんざどうでもいい〜

ヤモリ

第1話 オタク系紹介文。


✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩


----------(心太郎視点)----------


どうも皆さんお疲れ様です。

私、ピッチピチの(精神年齢が52歳で)高校一年生の『八色 心太郎』です。どうぞお見知り置きを。


・・・さて、皆さんは何か趣味は有りますか?ショッピング、読書、運動、ゲームetcetcetc…………

正直言って今挙げた項目は自分も嫌いじゃないんですよ。………フクダケハヨクワカランガ(ボソッ)

あ、敬語要らない?…まぁ、勝手に外すけど。

だが何よりも。マジで何よりもっっ!!癒されると個人的に思うのは『動物(以降、子達と称する)』と触れ合う事だと思うんですよ私。・・・・これじゃ言い足りないな。

『モフモフする事こそが世界を救う』と。……………まぁ、アレルギー反応とか個人の趣味嗜好とか色々な要因で好きになれない人も居るんだろうから大きな声で言わないけど。

だってねぇ?ワンちゃんのあのキラッキラとした目で見られたら誰だって思わずモフモフしたくなる(さっきお前なんて言った?)。

ネコちゃんを撫でくり回そうとした途端に素っ気ない態度を取られた日にゃあ私、それだけで狂喜乱舞して、シュンとして悶えに悶えt…(以降、濁流の如き持論を展開する為、カット。)


・・・・・・・・(数十分後)・・・・・・・・


ッヴッヴンッ!!!…失礼。思わずエキサイトしてもうた。

さて、そんなこんなで人間との共存を歩む道を選んでいる種も居る『子達』だが、『家族として』迎え入れたのにも関わらず、『可愛くない』だの『大きくなり過ぎて無理』だの『お金が予想以上に掛かった』だの身勝手な理由で保健所送りにしたり何処ぞの路地裏なり山中なり何なりに捨てていく輩がいて本っ当に困る(途中から偏見じみてるなコレ)。そのせいで哀しむ『子達』の身にも・・・・・・・・ならないからやってんのかチキショウメ。だったら迎え入れるなっちゅーに。

イライライライライライライライライライラ…………


む、イカンイカン。思わず余計な事に頭を使い過ぎた。こういうのは頭中から追い出すに限る。んで、そのマストアイテムとしてお気に入りなのが『音楽』。音楽は良いね。リリn…(著作権侵害により概要部分を削除。)

♪〜〜♪ー〜♪♪ー⤴

…………アーーーサイッコ。下校時間もこれでノリノリなれるとは音楽ってマジで良いな()


・・・・ンァ?・・・・・・ンン?

何か50m程先に何か居る。……あー狐か。狐ってモフモフしてるけどエキノコックス怖ぇんだよなぁ。某キツネ牧場に行きてぇけど、金もねぇ!時間もねぇ!そもそも行ける『足』がねぇ!…ってこんなボケかましてる場合じゃねぇや。何かあのお狐さんこっち見てるし。そしてなんかトテトテ行ってったんだけど。可愛い…でもなくて。

オーイ。君さっきから歩いてる所道路のド真ん中なんだよなぁ。一般的な一車線とは言え危ね危ねドキガムネムネ。

・・・あ。ヤバい。マジでヤバい。車来とる。それなりにスピードの出てる車来とる。しかもアレ多分『お馬さん』の奴だヤッバァア!!


----------(三人称視点)----------


心太郎は一もなく二もなく猛ダッシュした。

鞄も投げ捨て、ブレザー…はちょっと丁寧に脱いでから投げ捨て、さながら『スーツを着たサングラスの鬼さん』の如く駆けた。こんなんでも心太郎は競技部(という名の殆ど陸上部)に所属している身。身体の使い方はそれなりに身体自身が憶えていた。

それに中学時代にも筋トレを死に物狂いでしていたので多少なりとも自信が出ていた。そしてビーチフラッグの様に狐の毛皮を触ろうとした瞬間。

心 太 郎 は 、 『 ナ ニ カ 』 を 見 て い た 。

それは太陽系の様な煌めきであり、血に塗れた戦場の様に阿鼻叫喚な状況であり。


心太郎は今正に自分が助けようとしている『尻尾が何かの模様の如く、白い筋で割れた狐』を見ながら現実逃避を始めた。


✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩


さて。皆さんどうも初めまして。ヤモリです。

この度は『モフ日誌(仮称)』をお読み頂いてありがとうございます。リアルでは成人済みの私ですが色々と拙い所が有ると自覚しています。

さらに自分自身と主人公を重ね合わせる癖が随所随所(『癖』とか持病とか、生い立ちとか)に出てくると思うのですがその辺は御容赦して頂けると幸いです。

後、投稿時間については出来る限り守ろうとは思うのですが何分突発的に書き始めたのでまだまだ至らない部分があると思います。誤字脱字やら推敲及びフォローやらレビューやら何やらを遠慮無くお書き下さい。


では、良い生活を。

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