感謝の無沙汰見舞い(お参り)ラウンドrun

ちーしゅん(なかむら圭)

第1話

感謝の大阪紀行②2022.5.6fri-10tue


5/6(金)

大峰山参拝登山を翌日に控え、10:40バスタ新宿発の高速バスで一路大阪へ。

登山の朝は早く、体調を整える必要もあるので前夜祭の是非はあったが軽くケツカッチンで集まることになった。


この夜は大峰山に登る赤松さん、彦井さんとワタシの3人の予定が、たつさんに仕事帰りのはっちゃんも京都から駆け付けてくれた。

場所は思い出の香里園の近江。

連休中にうまく連絡がつかず心配したが、当日直前に無事予約完了!


19時過ぎの赤松&たつを先陣に彦井合流のあとサプライズ八軒を連れて19:45に近江到着。

近江若夫婦も大将と女将になり貫禄やけど、お世話になった先代ご夫婦もご健在と聞き、尚嬉しかった。

赤松さんも久々に生ビール🍺3杯?飲み干し、名残は尽きぬも21時半を30分だけ延長し22時にはお開きとなった。


5/7(土)

大峰山をなんとか無事完登した達成感に酔いながら、またもや香里園で酔っ払い。

21時過ぎに香里園に帰着し、赤松、彦井、ワタシの3人でご苦労さんの祝杯を上げる。

車の赤松さんはノンアル気分(すまんの~)。

やはり話は全く尽きぬも23時半頃に勇気を持ってお開きに。

車で送ってくれた赤松さんとインペリアルホテルで別れ、彦井さんに「解散するか?」と問えば「どっちでも」との仰せ。

ならばとホテル1階の場末居酒屋🏮に突入。

何時までと聞けば4時までと言う危険な香りは気のせいではなく、昔話にママとも意気投合し、〆のチャンポンはええけど2時回っとるやん。旨かったけど。


5/8(月)

この日が無沙汰見舞いパトロール本番。

山登りのダメージも心配したが、とりあえず予定通りジョグで。

(実際は山登りよりも二日酔いのダメージの方が上回っていた。)


9時にホテルを出発し、分かっていても逃げたくなる「いきなり上り坂」に辟易も9時半頃に赤木さん邸宅に到着。

が、久々過ぎてエントランスが分からず5分を要したが無事お部屋へ。

秀ちゃんとも久々に会い手を合わせた。


赤木さん同伴でたつさん邸宅を目指しジョグっていると、坂の上から叫びながら走ってくるオッサンが。

なんの偶然か我が愚兄である。

この数時間後に3年振りの墓参で会う約束をしているその直前に何かの因果か?

とりあえず立ち話で別れたが、あまりに驚き過ぎて赤木さんとのスリーショットを撮り忘れた。


気を取り直してぶらぶらジョグ再開し、ものの5分でたつさん邸宅に到着。元気な赤木さんが階段をグイグイ上るのでなんとか付いて行って5階へ。お邪魔するのは5年前?の木津川マラソンの前日に泊めてもらって以来かな。

あまりに遅くなったがようやくヨッスィーにお参り出来た。

美味しいコーヒーをご馳走になりつつ少し雑談し15分ほどで失礼した。


赤木さんから「是非ご母堂にも顔出しを」との嬉しい提案を受け、ほど近い赤木さん実家へ。わざわざ表に出て来てくれたご母堂と久々の再開。いつ以来かな…

少し小さくなられた感じはしたがお元気そうなご様子で良かった。

ここはしっかりとスリーショット成功。


立ち話でおいとまし、次は赤松さん邸宅へ。

先刻やり取りして起きていることは確認出来たのでちょっと寄ってみた。

これまたお宅の前で愛犬なぎさんとのフォーショット?

赤松さん、登山のダメージなく元気そうだった。


ここで赤木さんとはお別れ。

赤木さん、日曜の朝からお付き合いありがとう。


次の目的地に向かう道すがら、かつて枚方での大半を過ごした旧実家に回ってみた。

昨年七回忌(ワタシはコロナで欠礼)を終えた亡父が居なくなり人手に渡ったが、公園とか周辺もほとんど変わってない感じがした。

やはりかつて、はっちゃんが住んでいた隣の14棟を見ながら急な坂道を上り切ったら故東さんの実家が目に入った。

あらかじめ妹君にお願いをしていたが、初めてお宅にお邪魔しご母堂にも挨拶した。

ご尊父にお参りさせてもらった後、故東さんにラインビデオ通話のサプライズ!察しの良い故東さんなので予想していたかと思いきや、ホンマにサプライズになった。20分ほどの冷やかしになったが次の予定があり、進めてもらったカレーを泣く泣く辞退し失礼した。


さあ、もうあとは13時に墓に行くだけでだ。

さっき何故か遭遇した愚兄との待ち合わせだがまだ11:45。

ここから墓までは小一時間のジョグで着くはずなので少しノスタルジー寄り道を。


四中のマラソンコースからちょっと北側に外れ丘の上に立つ彦井さん旧実家へ回る。

暫し佇んだあと取って返してマラソンコースに戻り、急な下り坂をゆっくりゆっくりジョグりながら山田神社の前で小休止。

境内には入らず鳥居の外から一礼した。

バス通りを右に折れて藤田川、茄子作から進めば、星田妙見の墓への最短コースだが、是非とも寄りたい場所ありバス通りを渡り…

かの某君ご用達、天の川のフォトポイントへ念願叶って行き着いた。

天の川沿いを行くと思いの外遠回りだったので焦って道に迷いかけ、待ち合わせから20分遅れて墓に辿り着いた。

愚兄とは墓参後、東香里水春で風呂に入り、香里園で一杯やった。


18時頃に別れたが、その後は特に予定が無かったのでとりあえずホテルに戻ることにした。

と言いながら、赤松さんに晩飯は忙しいの?と連絡した。

ホテルで思案していたら、赤松さんから返信あり、なぎさん散歩で山田池公園の由。


これはおとなしく部屋飲みするかと、買い出しがてらぶらぶら散歩に出た。

そしてまさに飲み直しとグラスに炭酸を注いだその時「20:15に行けるよー」と赤松さん。

飛んで火に入る…なんとやら?

注いだ一杯は飲んでから、そそくさと待ち合わせ場所に向かった。


するとなんと!

到着した赤松スーパーカーの助手席に美人女将の姿が。


ちなみに本日のラウンドrunは約13㌔の旅路でした。


5/9(月)

今回行程で3泊お世話になったインペリアルホテルをチェックアウト。


あらかじめお願いしていた来ちゃんに車で拾ってもらう。

今日は夜ではなく昼飯の約束でちょっと残念なのだが…

そしてさすがに朝10時は早いので東香里のスタバでまずはお茶を飲もう。

色々と話を聞いてもらい、さて昼飯やと思ったら、来ちゃんがすでに決めてくれていたところへ。

自分的にはメチャ懐かしい磐船街道沿いの奈良との県境、私市の趣ある丸太小屋に連れて行ってもらった。


さらに、仕事の材料を仕入れに行かなアカンと体裁つけて、大阪市内まで送ってくれるという。

何ともありがたいことである。

仕事の車に乗り換えるため、来ちゃん邸宅へ。

すると、仕事に出掛けて居ないはずの美ーちゃんが居るやんかー。

思いがけず会えてスリーショットも撮れてラッキーだった。

あ、パンもたくさん頂きありがとう!


少し降り出した雨に、なおさら車で送ってもらえてありがたかった。

来ちゃん曰く「メチャ空いてる」阪神高速で予想よりも早く今夜の宿がある道頓堀は宗右衛門町に到着した。

ここで来ちゃんと別れチェックイン。


さて、今晩は少しでも呵責を軽くしようと?東京から単身赴任のドコモ部長と新地の予定である。








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感謝の無沙汰見舞い(お参り)ラウンドrun ちーしゅん(なかむら圭) @chisyunfumi

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