笑う邪神官
marvin
第1回 魔神の森~純潔の白い騎士
死ね、ロゼール
神はおまえをお見捨てになった
魂はもはや何処にも還らぬ
ただ生に縋る浅ましさを恥じよ
死ね、死ぬのだ、ロゼール
脳裏に囁く自身の声に、ロゼール・ワルキュリエは煩悶した。
神なきこの身にまだ生きる価値はあるか。
理不尽な問いを残して朽ちるのは正しいことか。
答えは定まらない。
疲れ、傷つき、行く当てもなく、脚はただ機械的に動いている。
ロゼールは闇の中を彷徨っていた。
研鑽を欠いた地霊術の灯は心許なく、もはや足許に揺らぐだけだ。荒れた岩肌、石畳、堆積した土砂と泥水が死人の手のようにロゼールの足を捉えようとする。
躓くたび、まだ歩き続けることへの問いは大きくなった。
心の中の絶望は周囲の闇より遥かに深く、全身の傷よりも激しく苛んでいる。
この闇の遥か上、厚い岩盤の先にルクスアンデルの城がある。つい先日までロゼールはそこにいた。本当なら今も友と他愛ない会話に花を咲かせているはずだ。
今はそれすら想像し難い。
最後に見たのは王女の私室だった。赤い敷物に落ちた何かに目を遣り……
気付けば足下が失せていた。遠ざかる光に聞こえたのは、我が友リリアーテの悲鳴だっただろうか。
それでも当初は神に護られていた。奉神アラサークへの信仰は確かにあった。聖騎士の鍛錬がなければ辺りの古い骸と身を並べていただろうが。
まるで巨人に設らえたような石造りの回廊をロゼールは延々と彷徨った。
天然の洞穴に聖堂建築の手が加えられ、幾星霜を経た構造物だ。王城の地下深くにこんな遺跡があろうとは思いも寄らなかった。王族に近しいロゼールさえ耳にしたことはない。
封じられた忌地であれば秘匿も必然だろう。
そう気付いたのはずっと後のことだった。
幾許の時が過ぎただろうか。暗転は唐突に訪れた。脳裏に雷の如き衝撃が走ったあとの前後は記憶にない。不意に聖霊術の灯が消え剣は鉄塊と化した。
ロゼールは突如として神の祝福と恩寵を全て失っていた。例え目に見えるような証がなくとも、ロゼールは己が魂で奉神アラサークの喪失を確信した。
理由は不明だ。それを問うべき神すら見いだせない。洗礼より十六年、重ねた祈りと厳しい修練が身体の内から跡形もなく消え失せた瞬間だった。
不意に遠くに複数の足音が鳴り、カンテラの光条が歪んだ壁を切り裂くように踊った。地霊術の仄かな灯を足許に隠し、ロゼールは脚を引き摺りながら回廊を駆けた。追手が再び迫っている。
ロゼールの禍事は信仰の喪失に留まらなかった。
それは執拗に追って来た。
誰何さえないままロゼールを撃つ。ロゼールの名乗りも、その銃声に掻き消された。追手は王国軍の聖騎士であっても顧みようとしなかった。
身体と魂を削るような痛みにロゼールはそれが
ロゼールの担ぐ
撃たれた痛みに相手が
異教徒に対して
もはやロゼールを護るのは積み重ねた身体的な研鑽と純潔の誓約だけだ。誓約が果たされる限り信心に関係なく加護は得られる。だがこの地の不浄を退けるそれも、ロゼール自身の正しさを証明するものではない。
失った神の威がなくとも立ち向かえば我が身の力量で追手は退けられただろう。だが今の自分に剣を振るう資格はあるのか。神官への抵抗が赦されるのか。ロゼールを追うのが棄教を罰するためならば、自身が生きていること自体が罪ではなか。
今はただ逃げ出すほかに思いが及ばなかった。
堪えても滲む悔し涙にロゼールは足許を見失った。蹴躓き凍て付いた石板に身体を打ち据えた。声を殺して痛みに呻き今の音に気づかれたかも知れないと耳を澄ませる。立ち上がろうと腕を突いて藻掻きロゼールはふと伸ばした手の先に迷った。
このままどこに逃げるというのか。
消え残った仄かな灯りが石碑を照らしていた。艶やかな表面に目には馴染んだ文字が刻まれている。聖堂詩篇だ。神と神閥を記したそれは教会ならば必ず掲げられているものだ。ただ、これほど古くて立派な石碑は大聖堂の祭壇に置かれたものに匹敵するだろう。
今いる場所の全景は首を巡らせても見通すことはできないが、この闇の厚さには巨大な空間を感じた。壁や支柱に垣間見た装飾も聖堂を伺わせる。
ここもかつては聖なる場所だったのだろうか。ロゼールは落とした目線が石碑の詩篇を辿った。
神は人の在るべきを導き その魂を数え賜う
律令と正道を以て
自由と慈愛を以て
四柱が御座す神の御代にて 人は遍くその生と死を讃えん
第一節に謳われているのは四柱の神と二つの神閥。その主神アラサークこそがロゼールが十六年の生涯に奉じ、聖騎士として仕え、喪失した神の御名だ。
外なる神は邪悪を封じ 人に結びの糧を与う
貨幣と報知は和を以て成し
二柱は人と共に在り 配流の末期に座に還らん
第二節には在野の神閥、双神の二柱が謳われており、失われたものが仄めかされている。この先に詩篇はない。ないはずだった。神も神閥も他には存在しない。
詩篇は三節からなるように配置されるが、三節目は消された痕だけを記すのが習わしだ。それは存在しないものの象徴として刻まれる。
六柱三神閥がこの世界の全てだ。そのはずだった。
其は名を喪いし真なる神 万物を嗤う旧き支配者
逸脱を以て
如何なる
一柱は永劫の傍観者 享楽と背徳に御身を慰む
その瞬間、ロゼール・ワルキュリエは真に奉神アラサークの庇護を喪失し、
ロゼールの魂と意識とその身体は深淵の闇に塵となって消え失せたのである。
*****
差し込む光に目を細め、ロゼールは木漏れ日の眩しさに瞬いた。朽ちて乾いた樹の皮と醸され湿った土の匂いに咽せそうになる。身動いで痛みに喘いだ。
逆に、それが夢でなかったことにロゼールは気を落とした。
闇の回廊に迷い、神と信仰を見失い、神官に追われ、
陽の眩しさと痛みに涙が滲んだ。今この時さえ何が起きたのか解らない。
身体は酷く歪んでごつごつした地面に横たわっている。仰いだ天は濃い緑。樹々の隙間を抜いて陽が射し込んでいる。辺りは鬱蒼とした森のようだ。蘇生の聖堂ならよかったが、それも今は叶わぬ夢だろう。
神を失くしたロゼールに、もはや魂の行き場はない。
「ここはどこだ」
ロゼールは声に出して呟いた。枯れて掠れた独り言はまるで別人のようだ。
「うちの裏山よ」
顔の間近に真っ黒な瞳が覗き込んだ。
ロゼールは声を上げて仰け反り地面に頭を打ち付けておうおうと呻いた。嗤うような吐息を残して相手は身を引き立ち上がる。涼しげで妖しげなその瞳に吸い寄せられたままロゼールはその少年を目で追い掛けた。
呆然として身形に気づくのが遅れた。
見おろしていたのは若い神官だ。ロゼールと歳の頃も近いだろうか。胸のざわつく目許をしていて、見つめられると鼻の奥から上擦った声が漏れそうになる。
この少年が地下回廊の追手なら
そうぼんやり思いを巡らせていたロゼールは慌てて僅かな正気にしがみついた。
少年と追手はまるで気配が異なっている。何よりひどく珍妙だ。少年なのだが言葉遣いが怪しく、神官と思ったものの装束が変わっていた。
見るほど確信が失せて行く。
その神官服は珍しい灰色で、服のあちこちを銀の鋲で打った黒革の帯で留めている。口許まで巻いたマフラーは目が醒めるような緋色だ。色といい形といい神閥の如何なく原型を留めていない。ロゼールが神官と思い込んだのは雰囲気だけだ。
とはいえ
もちろん限度はあるのだが。
「裏山と言ったな」
見上げたままでロゼールは訊ねた。起き上がろうとしたが、身体に激痛が走る。
「そうね、岩留の森と呼ばれているわね」
やはり言葉遣いが少し変わっている。見た目の
それに、告げられた場所がよく分からない。少なくともロゼールのいた王城の周辺にそんな名の森はなかった。
戸惑うロゼールに少年は目を細め指先で少しマフラーを下げながら身を屈めた。
「アタシはフロルケイン・ハルタ、代理神官よ」
思った通りの美貌だった。女子官舎で取引きされた冊子に負けない美丈夫だ。ロゼールは全身の痛みも忘れて精一杯の平静を保ちつつ名乗りを返した。
「ロゼール・ワルキュリエだ」
ただし真っ赤になった耳の先は隠しようがない。身体は正直なのだった。
一方のハルタはふうんとロゼールを眺め返した。それだけだ。何の驚きもない。ロゼールは戸惑った。これでもルクスアンデルにその人ありと謳われた聖騎士だ。
あれ? 知らない? 本当に知らない? 純潔騎士団の最年少総長って、少しは有名なんですけれど? 王国騎士報の
「国王軍純潔騎士団のロゼール・ワルキュリエ総長なのだが」
つい憮然と名乗り直してしまった。
「あらそう、若いのに偉いわね」
ハルタは艶然と微笑むと、唐突にロゼールの身体に爪先を掛けて転がした。
「そのお偉い騎士様の立派なケツの下にアタシの杖があるのよ、ごめんなさいね」
踏まれた蛙のような悲鳴を上げながらロゼールはごろごろと転がり枯葉と湿った土に突っ伏した。全身の痛みに呻きながら顔の枯葉を振り払いハルタを睨む。
「いきなり何を、」
ロゼールは言い掛けてハルタの拾い上げたそれに目を剥いた。聖杖だ。頭の飾りは十字の上部が楕円になった
ロゼールの頬から血の気が引いた。神具を壊すなど聖騎士にあるまじき失態だ。
「あーあ」
そう大きな声で嘆息してハルタはちろりとロゼールを見た。折れた杖を振って見せ、ロゼールに目を遣ってもう一度あーあと言い放つ。
ロゼールは痛みも忘れて飛び上がり思わずハルタに向かって正座した。額から変な汗がだらだらと流れ落ちる。神具の破壊は重罪だ。他宗派ともなれば大ごとになる。こんなことが師匠にばれたら官舎の屋根に裸で吊られてもおかしくはない。
「ええと、私にも状況が分からなくて、その、これは不可抗力というやつなのだ」
ハルタは先を促すように小首を傾げる。冷えた目線がロゼールの胸を抉った。
「だって、」
続けようとして言葉に詰まった。情けなさが留めようもなく込み上げて来る。
「だって、私もいきなり城から変な所に落ちて、神は失くすし庇護は消えるし、訳の分からない連中に撃たれて、逃げて、気が付いたらこんな所にいるんだもん」
喚き立てるうち止められなくなり、涙と鼻水で顔がべしょべしょになった。
ハルタは呆然とロゼールを眺め、やがて大仰な溜息をひとつ漏らした。
呆れ顔のままロゼールの前に身を屈めると、ハルタは涙と鼻水に汚れたロゼールの頬をマフラーの端でごしごしと拭った。
「ごべんだざいー」
子どものように顔を拭かれながらロゼールがべそべそと謝罪する。
ハルタがふと手を止めた。森を振り返って目を眇めると、小さくかぶりを振ってロゼールの頬を軽く叩いた。
「しかたないわね。ロゼールちゃんには騎士さまとして役に立って貰おうかしら」
そう言ってハルタは立ち上がり、ロゼールの視界を森の茂みに向けた。
ロゼールが顔を上げると、その奥に何かが見える。
樹々の向こうから、どすどすと下生えを踏み締め異様なものが駆けて来る。大人を丸のみできるほど、でろんと開いた鰐の口。むしろ鰐の頭から人の腹と手足が生えている。明後日を向いた巨大な白目が頭の天辺でぶるんぶるんと揺れていた。
思わずロゼールが身構えたのは日々の鍛錬の成せる業だ。言い換えるなら、考えるのを放棄した反射的な行動だった。担いだ
怪人は真っ直ぐロゼールを目指して走って来た。ざわざわと黒い毛の生えた生白い中年男の四肢を振り回している。股間に鷹の頸が生え出してロゼールを睨んでくけーと鳴いた。あまりの気持ち悪さに怖気が走り意識が飛びそうになる。
「何これ、何これ、何なのこれ」
必死に正気を繋ぎ止め、声にならない悲鳴を上げてハルタを振り返る。そこに自称神官代理の姿はなかった。
見れば深紅のマフラーが奥の木陰に向かって駆けて行く。
「卑怯者」
ロゼールが涙目で叫んだ。
「アナタ聖騎士さまでしょう、何とかなさい」
勝手な声が返って来る。
鼻息とも鼾ともつかないふがふがした音が間近に迫り、ロゼールは反射的に剣を振った。大木を打つような感覚に腕が震える。
弾かれた剣に身体を引かれてひと回りした。
怪人がひっくり返って大股を開く。脛毛の繁った生白い脚に吐きそうになった。鰐怪人はロゼールを見上げて大顎をかっと開いた。鋭利な牙が並んでいる。
迫る顎を剣で受けるも押されて樹に背を打ち据えた。眼前に迫るぬめぬめとした真っ赤な口は人が収まって余りある大きさだ。唾液が容赦なく頭から降り注ぐ。
まるで踊るように顎を振りながら鰐怪人はロゼールを呑み込もうとする。
暴風のような息遣い。吹き付ける唾液。剣は牙に滑り腕は重く膝は震えた。純潔の誓約は穢れを防ぐが圧倒的な物理には無力だ。気を抜けば噛み砕かれる。
だが最早ロゼールには剣を支える力がなかった。
神はなぜ私をお見捨てになったのか。それともこれらは些事に過ぎず信心を見失ったことが罪なのか。理不尽と畏れの矛盾にロゼールは再び激しく煩悶した。
神なきロゼールに来世は来ない。死ねば
「そんなアナタにとっておきの耳寄りのお話よ」
不意に世界が凍りついた。
辺りの色が抜け落ちて一面が灰色の階調に塗り替わった。ロゼール自身はもちろん間近に迫る菱型の牙も涎の雫や風音までも、全てが宙に静止して動かない。
ロゼールの視野の隅に緋色のマフラーが垣間見えた。
「神なき迷い子にピッタリの物件が、今ならたったの」
不意に吐息が耳許を擽る。ロゼールは辛うじて昇天と失禁を免れた。
「魂ひとつ」
転宗しちゃいなさいよとハルタが囁いた。
すでに捨てられてはいるのだが。
ここで新たな神の庇護を受けたところで眼前に迫る死を避け得る保証はない。神は我が身のために在るのではない。神のために我が身が在る。それが
「そうね、今ならおあったかい風呂とふかふかのベッドも付けたげる」
心が揺らいだ。ちょっとだけなら、と思ってしまった。
眼前の牙を水面のように抜け、不意に現れた両の手がロゼールの頬を包んだ。
「大丈夫よ、痛くしないから」
しなやかな指先が頬を這う。抗い難い震えが下腹部から這い上がりロゼールは声にならない悲鳴を上げた。打ち上げられた魚のように幾度も幾度も身体が跳ねる。
其は名を喪いし真なる神
汝、魂の逸脱を以て洗礼を授く
額に柔らかい何かを感じた刹那、世界は色を取り戻した。
唐突に生温かい吐息と臭気が吹き付けた。変態鰐男の真っ赤な口内が目の前に蠢く。だがロゼールを飲み砕こうと閉じた顎は真っ二つに割れた。
翳した
血飛沫が噴いた。鰐男は転がるように後退り雨のように我が血を振り被って悲鳴を上げた。ひっくり返って身悶える。股間の鷹が雛鳥のようにぴいぴい鳴いた。
可愛くない。むしろ醜い。剥き出しの生白い汚い尻に吐き気が込み上げる。
ロゼールが背の樹に縋って嘔吐いている間に鰐男は泣き声を上げて逃げ出した。慌てて振り返ったときには、ただ黒い血の跡だけが延々と森の奥に続いていた。
ただ身体に泥を詰めたような疲労感は残ったままだ。しかも鰐男の涎が全身に糸を引き例えようのない臭気を放っている。登城に設えた飾り鎧は見る影もなく壊れ、あちこち裂けた衣装はまるで狙ったかのように危うく素肌を晒していた。
気づけは傍にハルタが立っている。折れた聖杖は添木を雑に布で巻き服と同じ黒革の帯で締めて繋いであった。
並べば意外と背が高いな、などとぼんやりハルタを眺め、ロゼールは我に返って千切れるくらい首を振った。正気と威厳を取り戻すのだ。
「一時的とは言え
あられもない身形はどうしようもなく、口調とは裏腹にもじもじと身を捩りながらロゼールはハルタに洗礼の神を訊ねた。
自由神シャラオは工業、芸術、医術を司る
「
ハルタはあからさまに目許を顰めた。
「
何故かふつふつと込み上げる不安にロゼールの問いは知らず早口になった。
「馬鹿ね、神閥なんてないわよ。虚無だもの。名前は無いって言ったでしょう?」
馬鹿々々しいと笑おうとしたものの、全身から変な汗が噴き出した。ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って。言い知れぬ不安に腰が砕ける。
「まあ世間一般に言うなら邪神よね」
ロゼールはぺたりと座り込んだ。辺りに撥ね散る鰐男の涎をただ呆然と眺めた。
棄教、転宗どころではない。大聖堂の討伐案件だ。
ならばいっそひと思いに。ロゼールは
もちろん今の神なきロゼールに魂の還る先はない。だが邪神の誘惑を断つ勇気と聖騎士の実績があれば、あるいは。優れた神職は記憶の一部をさえも継承する。高位の神官に二代、三代と敬称が付くのは前世の記憶を引き継いでいるからだ。
「いやあねえ、転生なんてできないわよ。死んだら魂が砕けてはいおしまい」
ロゼールは慌てて
「ようこそ我が御許に」
ハルタは妖しい目許を細め、蹲るロゼールに手を差し出した。
「さあ、帰ってお風呂にしましょう。アナタちょっと臭うわよ」
涼しい声でそう言うと、ハルタは鼻から抜けるようにロゼールに笑い掛けた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます