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2024年5月26日 06:02
魔人は天人のなり損ない。この感じ、好きです🤭ちなみに、魔獣はなんでしたっけ?私が忘れてしまっているのか、読んでないのか……。飛行機や船も魔獣の影響で運行できないっていうストーリーを読んだときに、確かくじらの魔獣というのが書かれてて、そのとき魔獣はどこから生まれてきたんだろう?と思ったこともありました🤔私が忘れている可能性もあるので、そうだとしたら少しだけ解説お願いします😂
作者からの返信
えくれあ♡様、本話もご覧頂いてありがとうございます! そうなんです、魔人と天人はかなり近しい存在でした。本質的な違いは本当に、体内のマナが安定しているか否か、という点だけだったりします。 魔獣について、ですね! 作者としてはこうした設定の部分に触れていただけるのは嬉しい反面、自分で説明するのはちょっとだけ面映かったり…。 確かに詳しく触れた部分は【運命】の章、えくれあ♡様に読み始めて頂いた【断罪】の章以降は軽く触れただけだったかなと思います。 なので、改めてこの場で説明させて頂こうと思います。「少し」とのことなので、簡単にまとめると、 魔獣は「捕食した他の生物のマナに含まれていた情報に影響を受けて、体がいびつに変容してしまった生物」です。 もっと詳しくとなると「マナ」にも触れないといけず、めっちゃ長くなってしまうので割愛です。 一応の補足として、下部に可能な限り詳細な設定は省いて、魔獣がどのようにして生まれるのかをカエルを具体例にして説明してみます。もしご興味がありましたら、そちらも参考にして頂ければと思います。 設定の部分をなぁなぁにせず、理解しようとして頂けること、とても嬉しく思います! ありがとうございます! 少しでもえくれあ♡様が本作を楽しむお手伝いができていれば良いのですが…。●【魔獣『カエルハエ』さんの誕生】 ある日、カエルがハエを食べました。このとき、ハエを食べたカエルの中には一時的に、・カエル自身の「自分はカエルだ」というマナの情報・ハエが持っていた「自分はハエだ」というマナの情報 2つのマナの情報が混在した状態になります。 通常であれば、カエル自身が持つマナの情報が優先されて、カエルはカエルのままです。…が、何らかの理由で、ハエが持っていた「自分はハエだ」というマナの情報がカエルのマナの情報を侵食することがあるんです。 すると、新しい情報がマナに記録されます。「自分はカエルハエ(?)だ」 みたいな感じでしょうか。 先ほどまでは「自分はカエルだ」というマナの情報をもとに、カエルは自身の姿形を保っていました。 ですがハエのマナの情報が紛れ込んだために、「自分はカエルハエだ」 という新しいマナ……新しい体の設計図を手に入れてしまいます。 すると、マナに影響されたカエルの肉体は、カエルハエという、存在しない生物に作り変えられます。 こうして、ハエのように透明な羽を持ち、目は赤い複眼。だけども体はカエル…。奇妙でいびつな生物──「魔獣」が誕生します。
魔人は天人のなり損ない。この感じ、好きです🤭
ちなみに、魔獣はなんでしたっけ?
私が忘れてしまっているのか、読んでないのか……。
飛行機や船も魔獣の影響で運行できないっていうストーリーを読んだときに、確かくじらの魔獣というのが書かれてて、そのとき魔獣はどこから生まれてきたんだろう?と思ったこともありました🤔私が忘れている可能性もあるので、そうだとしたら少しだけ解説お願いします😂
作者からの返信
えくれあ♡様、本話もご覧頂いてありがとうございます!
そうなんです、魔人と天人はかなり近しい存在でした。本質的な違いは本当に、体内のマナが安定しているか否か、という点だけだったりします。
魔獣について、ですね! 作者としてはこうした設定の部分に触れていただけるのは嬉しい反面、自分で説明するのはちょっとだけ面映かったり…。
確かに詳しく触れた部分は【運命】の章、えくれあ♡様に読み始めて頂いた【断罪】の章以降は軽く触れただけだったかなと思います。
なので、改めてこの場で説明させて頂こうと思います。「少し」とのことなので、簡単にまとめると、
魔獣は「捕食した他の生物のマナに含まれていた情報に影響を受けて、体がいびつに変容してしまった生物」です。
もっと詳しくとなると「マナ」にも触れないといけず、めっちゃ長くなってしまうので割愛です。
一応の補足として、下部に可能な限り詳細な設定は省いて、魔獣がどのようにして生まれるのかをカエルを具体例にして説明してみます。もしご興味がありましたら、そちらも参考にして頂ければと思います。
設定の部分をなぁなぁにせず、理解しようとして頂けること、とても嬉しく思います! ありがとうございます!
少しでもえくれあ♡様が本作を楽しむお手伝いができていれば良いのですが…。
●【魔獣『カエルハエ』さんの誕生】
ある日、カエルがハエを食べました。このとき、ハエを食べたカエルの中には一時的に、
・カエル自身の「自分はカエルだ」というマナの情報
・ハエが持っていた「自分はハエだ」というマナの情報
2つのマナの情報が混在した状態になります。
通常であれば、カエル自身が持つマナの情報が優先されて、カエルはカエルのままです。…が、何らかの理由で、ハエが持っていた「自分はハエだ」というマナの情報がカエルのマナの情報を侵食することがあるんです。
すると、新しい情報がマナに記録されます。
「自分はカエルハエ(?)だ」
みたいな感じでしょうか。
先ほどまでは「自分はカエルだ」というマナの情報をもとに、カエルは自身の姿形を保っていました。
ですがハエのマナの情報が紛れ込んだために、
「自分はカエルハエだ」
という新しいマナ……新しい体の設計図を手に入れてしまいます。
すると、マナに影響されたカエルの肉体は、カエルハエという、存在しない生物に作り変えられます。
こうして、ハエのように透明な羽を持ち、目は赤い複眼。だけども体はカエル…。奇妙でいびつな生物──「魔獣」が誕生します。