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    森山様、初めまして。
    企画より参りました、佐古間と申します。
    方角に関しては私自身が上手く理解できていない部分があるので、簡単ですが読後の感想と交えて書かせていただきます。

    読みながら印象的だと思ったのは、やはり赤色の表現でしょうか。
    特徴的に表記しているのは赤がメインですが、非常に色彩豊かな印象を受けました。和名の赤を最初に羅列されていたからかもしれません。個人的にですが、赤だけなのに陰影があるな、と思った次第です。
    冒頭部分の引き込みが印象的でしたので、場面転換で「僕」視点に切り替えたのが少し新鮮に思いました。
    「僕」の持つ歪な衝動、後悔、「彼女」への感情などが丁寧に綴られていて、「整然と書かれているのにどこかごちゃごちゃとした感じ」が「僕」の不安定さをよく表現されていたのではないかな、と感じております。

    心情メインで丁寧に描かれているので、なるほど「西」向きかな、と思いましたが、「南」が少し悩むところです。(南がどんな作品なのかイメージが付いていないところもあります……)
    とはいえ「北」の感じは個人的には薄く思いましたので、真西、または西南西くらいではないかと思いました。

    表現が綺麗で読みごたえがありました。
    素敵なお話をありがとうございます。
    今後とも応援しております。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    丁寧に読み込んでいただけたようで感謝の気持ちでいっぱいです。赤といってもさまざまな種類があり、一つひとつに微妙な誤差があるのが面白いなと思って書いていた節があるので、そのわずかな色合いの違いを感じていただけたのかと思います。不穏で歪んだ雰囲気も目指していたところであるので、感じ取っていただけたようで少しほっとしました。ありがとうございます。

    方角は、フィンデルさんの説明の表面をなぞっただけで、私もしっかり理解できていないところがあるので、他の方の解釈に納得するばかりです。
    佐古間さんは真西か、西南西のご判断ですか、なるほど~。確実に西向きの要素はあると思うのですが、わかりやすくはないので北を含めるのも微妙な気がするし、文体に特徴はないから南を含めてもどうなんだろうという感じで難しいですね……。ともあれ、西の判断は確実だということがわかったので、とても参考になりました。貴重なご意見をありがとうございました。

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    こんばんは。企画から読ませていただきました。
    色彩の生々しさが印象的で、薄暗く張り詰めた雰囲気に最後まで緊張しながら読み進めました。

    方角は西北西かな、と感じます。展開の非エンタメ性や主人公の人物像の不透明性など、かなり西に向いた作品だと思います。
    ただ、恐らくなんですが、これをさらに南に向けるなら、各シーンの描き方をもっともっと抽象的にする必要があるのかな、とも思います。例えばですけど、二つ目のシーンはかなり具体的に『彼女』の所作を説明してますので、こういう説明的な部分は北向きの特徴のように思えます。ただ、そういったシーンはこの作品にとって必要な描写だとも思えますので、南に向ける必要があるかは分かりませんが。
    以上、長文失礼いたしました。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    不穏な雰囲気を目指していたのでそういう空気感を感じていただけたようで嬉しいです。
    方角は西北西、ですか……!なるほど、言われてみればそっちの方がしっくりきますね!
    私は書き終わってから方角を照らし合わせてみたので、全体的にぼかして書いていて抽象的なところもあるから西南かな?と軽く考えていました。なので、絶対に南!という強い意志はないので、全ておっしゃる通りだと思います(笑)
    貴重なご意見をありがとうございました。

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    企画から来ました。
    色彩豊かな赤色にそまった物語だと思います。赤色に命や生命を感じました。
    方向的には西向きかなと思います。
    赤色の表現が直接的言葉で表されているので種類としては多彩ですけど見た目を表現するともっと感覚的になるのかなと思いました。
    あくまで私のかんそうなのでお気になさらずに。
    ステキな物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    私も表現的には西向きではあると思っているので、その認識が合っていて少しほっとしてます。
    赤を基調とした表現にしたかったので、色彩豊かな赤と言っていただけて嬉しいです。確かに、赤でも微妙な色の違いを表現できていないところがあるなぁと思っていたので、見た目などの書き込みがあるとイメージがしやすそうですね。参考にさせていただきます。貴重なご意見ありがとうございました。

  •    への応援コメント

    企画から拝見いたしました。
    西南との自己申告、読み解くのが私にとって慣れていない方角ですが、作品の持つ空気というのか、そういうものは感じさせていただきました。

    ストーリーは、分かるようで分かりにくいものの、南を向いているのであれば物語性を語るのは野暮でしょうか。
    破滅に近づいてしまうのに求めてしまう赤色の美しさ、そういったものは伝わってきます。
    届く人には深く届きそうなのですが、それはきっと私ではなく……読むべき人に読まれてほしい、そう思いました。

    作者からの返信

    読んでいただきありがとうございます。
    読み解きづらいものを出してしまって本当に皆様に申し訳ないなぁと思っています……。
    この作品はなにもかもを明言せずにぼかして書いていて、私の書きたかったことを読む人にどれくらい理解してもらえるのか、どう解釈されるのか、ということを少し試してみたくて書いたものだったので、物語的起伏も排していますし、大変読みづらかったかと思います。そんな中でも読んでいただき、赤の美しさや空気感を感じていただけて光栄です。それと、この作品が刺さってくれる人はいないんじゃないかなと正直思っていたので、空何さんのお言葉でどこかに刺さってくれる人がいるかもしれない、となんだか少し希望が持てました。コメントしてくださって本当にありがとうございました。