虹色の季節

マゼンタの春

白い夏

白い秋

マゼンタの冬


希望はどこにでも見いだせる

虹が「ほろほろ」鳴くのだって

きっと午後には止んでいるよ


マジメに絶望していると

目が覚めて 頭バカらしくなっちゃって

虹の関節まで「ばりばり」しだす


ためしに書き置くやり残し

ペン先で チェックシートをいじくれば

残飯ざんぱんにだって七色なないろを探せる


雨にとろけるワダチのように

思い出も これからも

ぜんぶ時間にゆだねちゃおう


茶葉のひらくように笑って

たまにグズって 言い訳つくって

してして そうしていれば

女神さま きっといつか呆れてくれる

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