【IFイベント派生】異世界編つれづれ呟きまとめ。

〈【IFイベント】10月季節イベントとルート拡充、そして。〉のラスト、謎の白い光に包まれた彼(ハーレム主人公)と謎の黒い穴に落ちた彼女(逆ハー主人公)が同一世界に異世界召喚&異世界トリップした後のことについて、ついったーで徒然呟いていたのをまとめただけ。

こうなるかもね、な小ネタを好き勝手呟いただけなので、プロット未満の何か。


+ + + + + +



 お約束通り剣も魔法もあるし異種族もいる系ファンタジー世界にトリップ、これまでのイベント連動っぷりから「もしかしてあっちもこの世界に来てるんじゃ…?」と思って双方頑張って片割れを探すことに。

 彼は召喚トリップ、彼女は落ちものトリップなので、勇者とか救世主とかそういうアレで彼の名が売れることにより、彼女は全てを把握。

 「召喚勇者系ハーレム主人公か…」とか納得するけど、そんな自分の現状もよくある「ある日突然異世界に放り出された現代人が現地人に保護され、何故か次々地位持ちイケメンと出会う」系トリップ主人公状態なので人のこと言えない。


 元いた世界よりも恋愛イベントの果てにある結果が生々しいし取り返しつかない(結婚というゴールがチラ見えしてる)ので、どうにか一緒に帰ろうとするものの、お約束のようにお互いのハーレム・逆ハー要員による勘違い嫉妬イベが起こって目が死ぬ。安住の地はない。

 お互いがお互いに会おうとする構図がどう見ても「向こうの世界(元の世界)での大切な人を求める図」であり「元の世界の方が大事な図」なので嫉妬イベントが起こるのもさもありなん、というやつ。二人ともそんなんじゃねーよと思ってますけど外から見たらどう見てもそれ。


 ちなみに最終的に帰れる。恋愛しなければ帰れる。誰も追いかけてこないといいね!(異世界トリップ後元の世界に帰ってから向こうの世界から攻略相手が追いかけてくるってわりと定番だと思っていましたが、これ某召喚RPG無印のせいですね。ハーレム・逆ハー要員がまた増えるね頑張れふたりとも)



 異世界編は、まあ間違いなく全体的に勘違いものの様相を呈するかと。彼と彼女の行動は大体勘違いに繋がるしお互いへの希求に至ってはヤンデレすら生み出しそう。


 「違うんだよ恋でも愛でもないよ単に帰りたいだけだよ、だってこの世界二次充できないじゃん…帰りたい…前世は無理でもせめて二次充できる世界に帰して…嫁に癒されたい…」っていう動機。

 いい人いっぱいなのはわかってるけど別に冒険にも英雄譚にも興味ないんで。名誉とかいいんで。イケメンとの恋愛もいいんで。とかそんな感じ。

 彼女の方は保護されてちょっとしてからとりあえず自立しようとするけどあの手この手で引き止められるし、新たな出会いイベントは起こるし、そうこうしてるうちに彼について知って、「やばい。この世界もやばい。同士と離れてると囲われる…!」って焦る。


 彼は「俺そういう柄じゃないし。もっと野心あふれた中二病患者狙って召喚してやれよ、引きこもりに何求めてんの?」って思ってるけど召喚されて保護(という名の軟禁)されてしまった立場上、仕方なくテンプレイベントをこなすことになる。着々と広がるハーレムの輪に悟りの境地に至るしかなくなる。


 どっかで彼女を見かけて早く合流したい…って遠い目になるんだけど、わりとお互いそれどころじゃない。

 結婚とかなっちゃったらこの世界に根付きそう帰れなくなりそうマジこわい、とか思ってたら彼女がヒーローのごとく軟禁から助けに来てくれたりするかもしれない。


「立場逆じゃね?」

「やめてそういうの当てはめるとなんか大いなるものから逃れられない矮小な身とかそういうの感じるからやめて」

「台詞が厨二ナイズドされてるけど何があった」

みたいな会話したりする。


 最終的にお助けキャラ的召喚能力持ち人物に帰してもらうことになるかと。ただし界を越えてちょっかい出されたり遊びに来られたりするかもしれないし、逆ハー&ハーレム要員送りつけられて「いっそ呪ってやりたい…」「やめよう返り討ちに遭う」とかそんな会話するかもしれない。


 要するに逆ハー&ハーレムの輪が異世界にまで広がっただけで終わる。

 何も解決しないし状況は悪化するばかりでそろそろ安息の地を探しに旅に出たいとか言い出す。

 どちらともなく「それただフラグ範囲広げるだけじゃ」と気付いてしまって駆け落ち旅計画は立ち消えになる。


 地の果てまで追ってきそうな各ヤンデレ要員がタッグ組んだりしたらさすがに詰むので軽率な逃避行動はギリギリで踏みとどまる二人。軟禁も監禁ももちろん勘弁だと思ってる。



 お互い多分同じ世界にいるのはわかってるけど、傍にいない状況でなんか不思議原理で脳内で会話できるとか、何か限定的に会話できる方法がある、とかそういうのがあったらこんな会話するかな、というのが以下。


「こっちの現在位置は判明したけどそっちは?」


「無理無理、まだ現地人と出会いすらしてない」


「召喚系じゃなくて落ちものだもんな…」


「セオリー的にはそう何日も彷徨わずに済むと思うんだけどちょっと不安」


「こういうときこそ働け逆ハー補正。…主人公補正?」


「どっちでもいいんじゃない?」



「本当にめっちゃ都合よく保護されはしたんだけど、輝かんばかりのイケメンでした。そこは引退した老騎士とかでよかった」


「こっちは既に多種多様の美女美少女美幼女に囲まれてるんだから贅沢言うなよ」


「その発言こそが贅沢発言なんだけど、普通は」


「俺らにとっての普通は違うだろ」


「まぁそろそろ美形は見飽きてきたよね」


「っつーか見ても何も思わなくなってきたな」


「嫁に似てる子とかいないの?」


「色彩とかは似てないこともないのはいるけど、でもリアルだろこれ」


「そうだねリアルだね悲しいことにね」


「リアルに救世主役やってる現実」


「笑うところで合ってる?」


「合ってるけど俺の心が傷つく」


「じゃあ笑わないでおくけど、帰る目途つきそう?」


「普通にイベントこなしてたら永住フラグじゃね? って感じ」


「それはやばい」


「そっちは?」


「セオリー通り元の世界に返す方向で話が動いてるから、フラグさえ立てなければきっと」


「それが叶わない方向に展開していくのまでがセオリーだろ」


「そうなんだよそこがこわいんだよ…とりあえず様子見してみる」



 この設定だと掛け合い書けて楽しいけど、二人の切羽詰り度が下がる気がする。お互いがいれば結構余裕な二人。


 でもこの場合でも彼女が彼をヒーローのごとく軟禁から助けに来るのは変わらない。

 最初から目的を持って召喚されちゃってる方の囲い込み方はガチだろうから…。彼女の方は権力者系に目をつけられなければどうにか。まぁお約束で王子とかに出会っちゃうだろうけど。



・彼女側の現在位置がわかって、


「別の大陸じゃん!一般人に海越えできる世界じゃないよここ…君こっち来る予定ない?」


「最終目的地一歩手前がそこだけど、そこまでイベント進めろって?」


「君が帰れなくなるフラグだー。…うーん、こっちでのお助けキャラっぽいののイベント進めれば可能性はあるかなー」


「でもそれがあんたの永住フラグになったりするんじゃ?」


「そこは否めない…合流については要検討だね」


 とか言ってたら彼の方が別ルート開いちゃって旅云々の問題じゃなくなって軟禁されたり。

 囚われのヒロインポジションwwって言いながら助ける算段を立てる逆ハー主人公は同士に限り全力を尽くすやつ。

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