自家製ウィザードリィー

@405a

第1話 盗賊1年生

 盗賊ギルド出身の中立の盗賊、レベルは1、装備はダガー、レザーアーマー、レザーシューズ。

 酒場を歩く。

 若い女

 「あら盗賊1年生?」

 シン

 「はい」

 若い女

 「私は僧侶のクリスよ」

 シン

 「中立の盗賊のシンです、レベルは1です」

 クリス

 「見て分かるわ」

 シン

 「レベルは?」

 クリス

 「4よ、まだ駆け出しなの」

 シン

 「そうですか」

 若い男

 「盗賊、僧侶か、俺は戦士のガンドだ、レベルは3だ」

 クリス

 「あら意外に低いのね」

 シン

 「俺よりは高いですけど」

 若い少女

 「賑やかね、魔術師のアリューナよ、レベルは1だけどね」

 シン

 「あ、同じレベルだ、俺はシン。盗賊だ」

 クリス

 「4人いるし、少し古き迷宮に潜りましょう」

 シン

 「賛成」

 アリューナ

 「任せて」

 ガンド

 「戦士の出番だな」

 パーティー登録、戦士が先頭、次にシンが歩き、3番目にクリス、後列にアリューナ。

 遭遇したスライム一体、ジャイアントラット一体。

 クリス

 「あら早速ね」

 アリューナ

 「ファイアーをスライムに使う、ジャイアントラットは任せたわ」

 足元の小石を拾う、アリューナのファイアーとタイミングを合わせた投てきした小石。

 スライム一体が倒れた。

 ガンドの斧がジャイアントラットを切る、クリスのメイスがジャイアントラットを叩く、シンはダガーに投てき、ジャイアントラットは倒れた。

 シン

 「レベルは上がるか?」

 アリューナ

 「後に二回ね」

 シン

 「初勝利お疲れ様」

 回収したダガー、拾う小石。

 次の遭遇はスライム一体、ジャイアントラット2体。

 アリューナのファイアーとタイミングを合わせた小石の投てきが決まりスライム一体は倒れた。

 ガンドの斧がジャイアントラットを切る、クリスのメイスがジャイアントラットを叩く、シンのダガーがクリスの叩いたジャイアントラットを切る、ジャイアントラット一体が倒れた。

 残るジャイアントラット一体の反撃、ガンドに体当たり、ガンドは斧に相殺。

 ダガーに突き刺した、クリスのメイスがジャイアントラットを叩く、ジャイアントラットが倒れた。

 シン

 「2戦目の勝利だな、お疲れ様」

 クリス

 「ガンド、治療はいるかしら?」

 ガンド

 「いらない」

 アリューナ

 「ファイアーが切れた」

 シン

 「おいおい、まだ2回目だぜ?」

 アリューナ

 「仕方ないでしょう」

 クリス

 「退却ね」

 帰り道に遭遇したジャイアントラット一体を前衛3名が攻撃して倒した。

 宿に一泊、レベル測定器とステータス測定器に検査。

 担当者

 「シンのレベルは3です、敏捷さが1上昇、運が1上昇、生命力が1上昇、HPが1上昇、盗賊技能2が許可されます」

 シン

 「へー、盗賊技能2を受けるかな」

 アリューナ

 「私は3に上がって、フリーズの許可を貰ったわ」

 シン

 「へー、ファイアーの回数は増えたか?」

 アリューナ

 「一回増えたわよ」

 そんな1日。

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