第2話 おばちゃん

駅前で、工事ってました。


中々やらない深物です。


道路を全長13m.幅、2.1m深さ24cm,

ドイツ製ヴィルトゲン(ビルトゲン)が進んで行きます。


(住宅街の道路アスファルトは5cm、

一般の感覚だと、かなりうすいですよね。)


5cmが基本なのに、一発で24cm、2m幅の穴が80mほられていきます。


初めて見る方は、数十秒カラダがかたまってしまうくらいです。


ただ、その穴が並んで行きます。


言ったんですよ。


「危ない」って、

うちでバリケードはりましょうか?って、ちゃんと言ったんですよ。


でも、黙殺されました。

その結果



並んで進んできます。

めっちゃ、圧きついッス。


もんすたーー〜〜〜


おばちゃんがチャリンコ6台

並んで、ドヤってます。


ウザッ

めっちゃ工事の看板並べてんのに、近づいてきまふ。



24cmのあな向って、ガーディアン(交通誘導警備員)は、横断歩道対応で、右往左往。

 


やっべ、めっちゃくるっす。

来てるっす。

誰も間に合わん。


カラーコーンは並べてあるが、

並んで、落ちて!!! 


先頭から続けて穴に、導かれて行きます。

6台6人。


なにがあった、オバタリアン。

(おばさんの複数形です。)

なんで、後ろも続くんかな。


そんな日も

ありましたな。


はっはっは……

(^o^;

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る