弱虫

ハナミ

第1話糸電話

私は糸電話と話しているかも

とふと思う

今まで

沢山笑ってきた

それもね

営業スマイル

本当に笑った事なんて無い

いつも

私の幸せは

儚い

幸せが分からない

どうしたの?

って言われたら

疲れたの

誰かに

何かされたの?

と言われたら

違うよ

ただ過去の傷は深く

赦してもね

鋭利な刃物は刺さったまま

何がしたい

眠りたい

もう

人が怖い

誰にも何もされてない

追憶

なのかな?

時々襲われる

でもね

しんどいが言えない

助けてが言えない

私は私の

キャラを演じる

明るくて

朗らかで

優しい

ってイメージみたい

本当の私はね

寂しいけど

人といるのもしんどい

泣きたくもない

物心ついた時から

誰かが

求める人物に

パキパキと

壊れはじめる

不安で

私は邪魔じゃないですか?

ここに書いた文章は

本当の私

現実は

逃げたい

何から?

脳が活動して

動く事

優しいんじゃなくて

なんだろう

なんて言えば

笑えない私の代わりに笑っている顔がみたい

涙も出ない

悲しくて号泣と言うのもなくて

弱虫な私は

誰かを裏切れない

私は

不安で

不安で

生きる事が

後どれくらい演じればいい?

笑う

相手の望む言葉を伝える

だって

笑える事は凄い事

疲れて

誰も恨んだりもしない

ただね

目が覚めず

消えたい

それだけ

死にたいんじゃなく

消えたい

子供は私がいなくなったら

泣くから

記憶から消して

幸せに暮らして欲しい

私は猫がいなければ

小学生の時に

自殺していた

いや

正直

屋上に登って

柵を飛び越えようとしたけど

力が足りなくて

出来なかった

弱虫な私は

沢山の本を読む

その瞬間は

私じゃないから

生きてきた

子供と猫が

生きる術を持つまで生きる

どうして?

生きる力だから

暖かいから

冷たい雪に埋まっているみたい

重しのように重く

体が動かない

本当に雪に埋まってみた経験がある

綺麗なまま死にたくて

小学3年の時

笑うことにも

ピエロのように

人を喜ばす事に疲れたの

気がついたら

札幌のおばあちゃんの家の中の布団で

寝ていた

私はまた

面白おかしく話す

私には

この世界は優しくも

辛い

私は陽気で

優しくて

暖かい人らしい

本当の私は

暗い中にいる

光は眩しくて

暗い夜道しか歩けない時があった

でも

子供と猫の為に存在している

それが無かったら

いないと思う

真っ赤に咲いている彼岸花を見て

なんて

綺麗なんだろうと

両手いっぱい持って帰ったら

近所から変人扱い

母は

ゴミ箱に

私の幸せが殺された

私は

1人が好き

もう疲れて

頑張って生きてきたでしょ

って叫びたい

私はね

しばかれても

差別されても

立ち上がれる

母子家庭だけで

嫌われ

大人は

区別する

変な家と

不倫親がしていたから

恋愛嫌いに

私は

依存が怖い

失ってしまったらどうする❓

私に必要なのは

眠り

目覚めない

今まで頑張ってきた

もういいかな?

不安で気が狂いそう

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弱虫 ハナミ @muneta

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