PV記念話

50万PV記念話 女神の加護を受ける悠馬

「何でこんな事に・・・。」


俺の目の前には3人の女の子が倒れている、時折ビクンっと反応することから死んでは居ない・・・。

俺の大切な誰よりも大切で愛しい恋人達・・・。


星川愛央、天音志保、伊集院清華。

この三人が俺の目の前で倒れて気を失っている・・・。


「本当に何でこんな事に・・・。」


俺は目の前で倒れている恋人達を見ながら呆然とするしか無かった・・・。


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「あっつぅ・・・外に出るんじゃなかった・・・。」


「そんな事言っても買い物に行かないと食べるもの無いから仕方ないじゃないですか〜。」


「そうなんだけどなぁ~・・・。この暑さは堪えるわ・・・。」


「同意しますけどね・・・。早くいきましょー兄さんっ。」


俺と菜月は茹だる様な暑さの中、スーパーまで買い物に行き必要な物を買った後二人でアイス片手に帰り道をゆっくりと菜月と二人で歩いていた。


「何か久しぶりな気がするな・・・菜月と二人でこうやって歩くっての。」


「そうですね~兄さんに恋人が出来て色々な事が合ってこういうゆっくりとした時間取れなかったですしね。」


そう考えると菜月には可哀想な事してたかもしれないな・・・。


「ごめんな、寂しい思いさせてたよな。」


ぽんぽんっと頭を撫でた後に菜月の手を握って一緒に歩き始める。


「べ、別に・・・っ///ま、まぁ?兄さんが私と手を繋ぎたいと言うなら繋いであげますけどっ///」


「そうだねー。菜月と手を繋いで歩きたいからこのままで頼むよ。」


「そ、それなら仕方ないですねっ!///寂しがりな兄さんの為ですしっ///」


おうっ!それで頼むっ!そう言いながら俺と菜月は買い物袋を持ったまま家路をゆっくりと歩いて行くのだった。


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「あれ・・・?こんな所に神社何てあったっけ?」


「本当ですね・・・こんな所にあったんですね・・・。」


何処となく不思議な雰囲気の神社を俺と菜月は鳥居の前で見つめながら突っ立ってしまっている。


「お参りしておくか・・・。折角見つけたんだしさ。」


「ですね!少し休憩がてら寄らせて貰いましょうっ!」


俺と菜月の二人は参道に入り境内の方まで歩いていく。

そこにはとても綺麗で神聖な空気が漂う場所だった。


「何か凄いなここ。0感だけど神聖に感じる。」


「確かに凄いです、この空間に居るだけで邪気が祓われるかの様な・・・。」


二人揃ってボーッと御神体?のあると思われる境内を眺めながらも荷物を日陰に置かせて貰って、菜月と二人でお参りさせて貰う事にした。


パンパンッと柏手を打って二人でお参り。

特に何かをお願いするわけじゃ無いけどこうやって気付けたことも縁だと思って参拝させてもらいました、もし良ければ家族や恋人達とその家族が幸せに過ごせますようにってだけ願う。


(見付けてくれてありがとう、貴方に加護を・・・。)


「おしっ!帰るか!菜月。」


「ですね!帰りましょ!帰ってアイス食べようー!」


二人並んで荷物を持って手を繋いで俺と菜月はゆっくり帰る。

背中に視線を感じながらも誰も居ないのは分かってるし気のせいだとしながら。


(ふふっ。一時的ですが、私の加護で貴方の・・・・は、凄いですよ?)


…………………………………………………………

「「それじゃー行ってきまーす!!」」


母さんと菜月が朝から家を出ていく、母さんは泊まりで隣県で仕事の交渉、菜月は部活の合宿って事で俺は一人で留守番になる。

本来ならそんな危険なことは出来ない、させられない!って話なんだけど、恋人達が泊まりに来てくれるから安心してそれぞれ出掛けて貰った。


「さって!愛央達が来る前に少しは掃除かな?」


一人でブツブツ言いながら部屋に戻って室内を少し掃除しているとピンポーンっと呼び鈴が鳴るのを聞いて俺は「はいはいー!」って聞こえる訳も無いのは分かっていながらも言いながら玄関に向かって扉を開けるとそこには最愛の恋人の一人、俺が一番最初に恋をした愛央がいた。


「おはよっ!悠馬っ!早すぎたかな?」


「いや、大丈夫っ、早く会いたかったしねっ。」


「そ、そっかっ///私も早く会いたくて急いじゃったから同じだねっ///」


愛央の言葉と照れた顔に俺の中で何かが音を立てた。


「と、兎に角、入って!」


「うんっ!お邪魔しますっ!」


愛央を迎え入れて玄関を閉めて、家の中に上がった愛央の生足や胸元を見て俺の中で更にと何かが割れた・・・。


「あ、愛央・・・、ごめんっ。」


ガバっと愛央を抱き締めていきなり唇を奪って舌をいれて激しく絡ませて・・・。


「うむぅっ?!・・ゆ、ゆう・・まっ、いきなり・・すぎっ。」


「んむっ。ごめんっ!・・・何かおかしいっ!!」


愛央の唇を奪いながら玄関だと言うのに構わずに愛央の服を脱がしていく。


「ちょっちょっちょっ?!せめてお部屋にっ!!・・・ひゃぁぁぁぁぁ////」


どんどん脱がして服を脱ぎ散らかしながら俺は愛央を部屋に行くまでに料理してしまうのだった。


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SIDE 志保


えっと、確か鍵は開いてるから勝手に入って来て構わないと言ってましたね。


「いくら恋人と言え勝手に入るのは少し緊張しますね。・・・お邪魔しますっ。」


「・・・っ///」「・・・っ///」


「この声は・・・っ///いくら菜月ちゃんも葵さんも留守とは言え・・・///って服まで脱ぎ散らかしてっ///」


全くっと思いながら二人の服と下着を拾い集めながら悠馬さんの部屋に近づく度に声が聞こえやすくなってきまして・・・。


「ちょっ//そこはっ///」「まってっ///少し休ませっ///」


愛央さんの甘い声が聞こえて来て私も赤面しながら悠馬さんの部屋を一応ノック・・・。


「反応ありませんね・・・///仕方ありませんっ///」


すぅーはぁーっと深呼吸をして気合いを入れなおした私はガチャっと扉を開いて中に入り込んだ。


「志保・・・すまん・・っ!」


「えっ?!///・・・きゃぁぁぁぁぁっ///」


あっという間に脱がされて私も愛央さんと同じ事に・・・っ。


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SIDE 清華


「もう二人共来てるよね。鍵は開いてるから入って来てだったよね確か。」


フリッペに入っていたメッセージを見ながら私は悠馬くんの家の玄関をくぐると既に二人分の靴があった。


「やっぱり既に来てるみたい、それじゃー・・・鍵を閉めてっと・・・。」


鍵を閉めた後、私も靴を脱いでお邪魔して一階から音が聞こえないのを確認して真っ直ぐと悠馬くんの部屋に向かった・・・んだけど・・・?///


「ま、まってくださっ///そこは駄目でっ///ひゃぁんっ///」


「ゆ、ゆうまっ///もうっ///はいらなっ///あふれっ///」


何か凄い事になってる・・・?///


「「そ、そっちはっ///そこは入る場所じゃっ///」」


何処?!何処に入るの?!ってか何が起こってるの?!


「お、お邪魔・・・しま・・・すぅぅぅ?!///」


「さ、さやかさん・・逃げっ///」


「さ、さや、来てはっ///だめでっ///」


「清華・・・ありがとう。・・・イタダキマス。」


「ふぇ?!///ひゃぁぁぁぁぁっ///」


部屋に入った私は二人の逃げてと言う言葉もむなしく一気に悠馬くんに食べられた・・・。


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~2時間後~


おかしい・・・オカシイ、一切治まらないっ!何時までもいつまでもっ!何度でもっ!

一体何が起こってる?!身体がオカシイ!!!


「そ、そっちはっ///ダメっ///だめだめっ///入らないってばぁっ///」


「そっちの初めてまでっ///ゆうまさっ///」


「待ってっ///まってっ///少しきゅうけ・・・///」


~4時間後~


「も、もう・・・むりっ///こんなっ///開発されちゃった・・・///」


「悠馬さんに全部初めて奪われました・・・///前も後ろももうっ///」


「だめっ///こぼれ・・・っ///両方とも開発されてっ///どっちからも溢れてっ///」


「ごめん・・・まだ、足りない・・・!」


「「「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ///ゆるしっ///」」」


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チュンッチュンッ


「はっ?!・・・俺は一体何を・・・。」


意識がはっきりとして気付けば既に外からはスズメの鳴き声が・・・。

そして、俺の目の前には最愛の恋人達・・・。

でも、その姿は・・・・。


「一体・・・何があったんだ・・・?」


3人が3人とも頭の先から足の先まで濡れている・・・しかもで・・・。


「こ、これは・・・?!」


更に前も後ろからも身体にかかってるのと同じ不思議な白い液体が・・・っ!

コポコポっと音を立ててこぼれて来てる・・・だと?!


「一体、何故こんな事に・・・。」


俺は本当に何でこんな事になったのか分からずに呆然とするしか無かった・・・。


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その後、帰宅した母さんに見付かり大目玉を食らった。

3人も丸一日、擦れるだけで反応してしまう程、敏感になってしまってそれにも怒られた・・・。


「こんなに溜まる前に言ってよ!幾ら何でも身体もたないよ?!」


「そうです!私達は拒否なんてしないんですから!溜め込みすぎないでください!」


「そりゃ、最初は6時間ぶっ通しでしちゃったけどさ!3人相手にしてこんなになるまでとかどんだけなの?!もっと早く言ってよ!」


っと3人からも言われてしまったけど、俺自身も分からないのだ・・・。


そして・・・何故こんな事になったのか?何をしたらこんな事になるのか?っと母さんに聞かれても理由は分からない・・・。


「何か特別な事・・・変わった事とか無かった?幾ら何でもおかしいでしょ・・・。こんな・・・ねぇ・・・?」


変わった事・・・ここ数日で変わった事・・・?あっ!


「神社でお参りした・・・、スーパーから家までの途中にある神社で菜月と一緒にお参りしたくらいかな?こんな所に神社なんてあったんだ?って二人で気付いて中に入って、凄い神聖な場所って感じで。」


「神社何て・・・悠ちゃんの言う範囲には・・・。うん?神社でお参りして・・・?」


俺の言葉に母さんは何か引っかかりを持ったみたいで考え込んでる。


「あ・・・ああああぁぁぁぁ、もしかしてあれ・・・?って言うか実在したの・・・?」


「実在したって何?何か思いついたの?母さん。」


俺の質問に愛央も志保も清華も不思議な顔をして母さんを眺めてた。


「えっと・・・ね?何処にでもある都市伝説だと思ってたんだけど・・・この街の伝説でね?」


それはこんな話だった、大昔、今ほど男女比が広がっていない頃に、とある村があってそこは男性が一人しかおらず残りは女性しか居なく外からも男性を連れてくる訳にもいかずで困っていたそうだ、そして村人は一つの結論に至った。

その男性に全員を孕ませて貰おう!っとそしてその村に居た一人の男性が子宝に恵まれると言われる女神様が祀られている神社にお参りをした結果、その男性は加護を得る事が出来て村中の女を孕ませたらしい。

だが・・・時代が時代のせいで加護が強すぎてその男性は村中の女性を孕ませても性欲が衰える事も無く困り果ててしまった結果、男は村を出てもっと大きな村に移動してを繰り返し沢山の女性を孕ませ続け最終的に腹上死したという話だった。


「えっと・・・?つまり俺が参拝した神社はその神社だったって事?」


「それが不思議なのよ・・・。時代の流れと共にその神社は無くなってしまったはず何だけど、何時の頃からか、複数の恋人の居る男性の前に現れて参拝をすると加護を授けると言う都市伝説が・・・ね?効果は勿論・・・超絶絶倫になると言う・・・。」


ぇぇぇぇ・・・つまりその話を信じるとすれば神様の加護で絶倫になっていたと・・・?そんな馬鹿な・・・。


「もしその通りだとすれば今でも悠馬はその・・・っ///」


「えっと・・・多分大丈夫じゃないかしら?昔と違ってそこまでの力は無いだろうし出たり消えたりしてるって都市伝説になってる位だから昔ほど信仰も溜まって無いだろうし?・・・悠ちゃんどう?」


「いやまぁ・・・収まってはいるけど・・・さ。」


「と、とにかく!一種の奇跡だったって事ですね!」


「そ、そうねっ!流石に毎回これだと困るし・・・。」


「忘れるのは無理だとしても、事故みたいなものだったと思う事にしないか・・・?」


「「「賛成っ!です!」」」


そうして一夏の奇跡が終わり何時もの日常が戻ってきた・・・んだけど・・・。


「あれ以来・・・悠馬とする時って言うかそう言う気分になると後ろも疼く様に・・・///」


「愛央さんもですか・・・///私も実は・・・っ///」


「二人も・・・なの?///私も・・・っ///」


ちょっと、困った弊害を一つ残して・・・。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と言う訳で50万PV記念の話でした、思いついたとは言え余りにも偏差値の低い話になったな~っと・・・。

これで良いのか?本当にっと思いますが、こういう馬鹿話も良いかなっと思いアップさせて貰います。


一応ですが・・・本編には一切関係ありませんのであしからず・・・・。





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