メッセージ
『今日は迷惑を掛けてしまってすみませんでした。2人に話したい事があるので日曜日に駅前に来てくれませんか』
なんてお堅い文章が彩夏からあの夜に来た。
彩夏が何を思い、何に苦しんでいるのか俺には理解出来ない。
何度計算しても自分自身が探し求めている解にはいつまで経っても辿り着けない。
「...どうしたの?」
下校中、織音が不安げな面持ちでこちらを見つめてきた。
「別に~」
これは自分で答えを見つけなければ一生、俺は壊れたままだと思った。
「何か、不安そうな顔してるよ?...可愛い」
「俺の人生なんて不安の権化だからな...というか俺が可愛いっ...お前まで虫好き女子と同じ類いになってらしまっていたのか」
結構前にもこの手の話題が出た記憶があるが、西上 光希が可愛いなんて言う女子は虫好き...いや、むしろ虫が主食系女子と同じだと俺は思っている。
「はいはい~そういうの良いから、先輩は会話のトークデッキ自虐しかないの?」
「そもそもトークデッキなんて陽キャな言葉、俺の辞書にないね」
「いや、ドヤ顔で言われても~」
織音はやや呆れた様子で苦笑してみせた。
「んで?どうしたの...?」
「織音もメール見ただろ?あれについてだよ...それ以上はごめん。自分で考えたいから言えないけど」
織音は少しはにかんだ後、わざとらしく頬を膨らませた。
「...先輩はキープ中の女の前で元カノの事考えてもたんだ~...?へえ...ふぅ~ん...?」
「それに関してはすまん」
ぐうの音も出ない。
「...まあ、お姉ちゃんの事考えてくれるのは嬉しいし、初犯だから許してあげよう~」
「ありがとう...所で織音はどう思ってるんだ?」
「お姉ちゃんの事?」
「ああ」
今回も完全に彩夏と俺の問題に織音を巻き込んでしまっている。
「...わかんないかな?でも、さ...勝手かもしれないけどお姉ちゃんには笑顔でいて欲しいかな」
「そうか...」
俺は少しぐずついている雲を眺めため息をついたのであった。
投稿途切れてしまってすみませんでした~
それと皆さんのお陰で収益化通りました!!!バンザーイ!
これからも何卒よろしくお願いします。
あと、SFの新作出したので是非とも読んでもらえたら嬉しいですチラチラ
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330647819646150
あとあと、本作のコメントもよろしくお願いしますチラッチラッ|д゚)チラッ
あとあとあと、ブックマーク数1000いきそうなのでそれもお願いしますコクチシツコクテゴメン
それでは、お休みなさい!
私は猛烈に寝るとします~
それではマタアシタネ
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