くろれきし※タイトルではありません
僕らは知らずに過ごしてきた
僕らは見ずに暮らしてきた
知ろうとしなかったのか
見ようとしなかったのか
今となってはそんなことは
どうでもいいんだ
見てしまったから
知ってしまったから
もうこのままやり過ごすことは
出来やしない
僕に何が出来るか分からないけれど
何かやってみよう
君にも何が必要かは
見当もつかないけれど
まずは行動を起こしてみよう
分かることから始めればいい
出来ることから始めればいい
スタートってそういうことなのさ
I need you need
誰かを必要としているのではなくて
誰か必要とされたいと思ってる
誰か必要とされることでしか
自分の存在を感じられない
自分の存在を認められない気がしてる
不安で不安でたまらない
自分のため何かしたいとは思わない
思いつかない
それはとても
どうでもいいことにしか思えなくて
何のために生きているの?と聞かれても
自信を持って答えられるものなど
何も持ち合わせちゃいなくて
空っぽなんだと
改めて気付いた
途端に深い谷底へ叩き落された
這い上がるにはどうしたらいい?
出口なんてあるのかな?
そこは光も届かない場所
暗く湿ったカビ臭い
けれど
俺の一番俺らしい場所
物好きが好奇心に駆られてやって来たとしても
入り口さえ見つけられないだろう
命がけで叩いてみるかい?
それはとてもくだらない冒険だ
扉はきっと開かない
底からはきっと出られない
俺が出たいと
願わない限り
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