第4話 異世界

 …………ガサガサガサガサ………


木々が揺らめき、心地よい風が吹き、何処からか光が煌めいている。「幻想的」という言葉が似合う場所に一人の男がいた。


「転生したはいいが……何処だここ?」


陽介は神によって転生され、気付いたらここにいた。


(フツーは街中とか教会かなんかに転生されると思ったが…思いっ切り森の中じゃねえか…)


「まぁ…とりあえず歩くか…あっ!そういえば

[特典]試してなかったな。どーやって銃取り出すんだ?」


懐、ショルダーバッグにはない…もしかしたらアレか?


「ふぅー…なんか緊張すんな…」

右手を前に突き出し

「召喚!!!」









……………ガサガサガサ…………











「あれ……なんで……?……思ったより恥ずい……何かコツがあんのかな?」


なまじ大声で言ったので、思わず赤面しながら

方法を考える


「召喚!………召喚!……違うか、う~~ん……

!もしかしたら……」


右手を突き出しながら、自分の相棒の姿をイメージする。そして



『召喚』!!



すると、光とともに手の中にずっしりとした鉄の感触がするものが現れた。そして光は収まり陽介の相棒が姿を表す


「またコイツを使えるとはな……なぁ?」


手の平の上には、彼の相棒「ルガーP08」が握られていた。






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


作者、「☆………ついて……る……」

マッジッでッありがとうございます!!!!


ルガーP08

ドイツの軍用自動拳銃、陽介が新米傭兵の時に出会った銃、実在する

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