死獄ゲーム

@Raru0309

第1話 死獄ゲーム

「ハハハハハッ」

「はぁ...はぁ...」

「なんで...なんでこんなことに」



「ぉぃ...」

「...」

「おい」

「んぁ!?」

「何寝てんだよ、今授業中だぜ?」

「あぁ、ごめん」

目が覚めた。まだぼーっとしていて視界がぼやける

怖い夢だったあんな怖い夢を見たのはいつぶりだろうか

親友の優人に起こしてもらって助かった

今度なんか奢ってやろう

それよりも何なんだったんだろうあの夢は...


キーンコーンカーンコーン♪

チャイムが鳴り授業が終わった

「今まで寝なかった春真が寝るなんてめずらしいな」

こいつは同じ高校2年生の横田 優人

数少ない俺の友達だ

「人なんだから寝ることもあるだろ」

「それもそっか、飯食いに行こうぜ」

うちの高校は学食があるこれがめっちゃ美味いしかもめっちゃ安い

これは神では?

と、毎日楽しみで仕方なかったがあの夢のことが頭から離れなかった...

「えー!春真くんが寝た!」

このバカでかい声で一瞬にして注目の的にしてくれる

こいつは幼なじみの西田 美優香

美優香はめちゃくちゃ可愛くて美人だ

だから俺よりもはるかに友達の人数も多い

「俺が寝るのはそんなにめずらしいか?」

「うん。めっちゃめずらしい、私、春真くんが寝たとこ見たことないもん」 

「それはウソだろ」

「え〜ほんとだよ〜」

「はい水持ってきたよ」

「ありがとう」

「ありがとう、優人くん」

「いえいえ」

優人は照れくさそうに言った

俺と優人は昼食が終わり教室に戻っていた

美優香は違うクラスだ

「はぁ〜いいな春真はあんな美人な幼なじみがいてさ」

「ん、そうか?」

「そうだよ!あ〜いいな俺にもいたらなぁ」

ほんとに美優香がいていいことがあっただろうか

美優香は俺のお姉ちゃん的な存在だったから

優しいしいっしょにいたら楽しい

今思い返せばいいことしかなかったことに気がついた

優人がうらやましがるわけだ

「次、学年集会だから早く行こうぜ」

「そうだな」

体育館にいく途中なにか寒気を俺は感じた

「で、あるからして本校は…」

体育館につき、校長先生がいつもどおりの長話をしていた

校長先生の話はいつも長いほとんど全員が寝ている 

もちろん優人もその一人だ

だがいつも俺は起きていた

なんだかんだ言って校長先生の話は面白い

こんなに面白い話を聞かないなんてもったいないと、俺はいつも思う

だか今日は俺もとても眠い

なんでだろうか分からない

まぁ今日一日くらい別にいいか

そうして俺は眠りについた

「ハハハハハッ」

前にも聞いたことがあるような

女性の恐ろしい声

こんな声は聞いたことがないというような変わった声

「さよ...」

ここで目が覚めた

「キャー」

女子の悲鳴が聞こえる

いつもは寝ている奴らも今は起きている

というか全員が前を見てパニクっている

何があったんだと思い前を見ると

「え?」

そこには朝礼台で倒れている校長先生がいた

赤い液体…血だ

よく見えないが分かることは校長先生が○んだと言うことだ

ピーンポーンパーンポーン♪

放送の音だ

「はーい皆さん大丈夫ですかー?」

どこかで聞いたような声が楽しそうに喋舌っていた

「今から皆さんにはゲームをしてもらいまーす♡

 その名も死獄ゲーム」

「はーふざけんな」

生徒が一人キレていた

それにのり他の生徒も切れ始めた

パンッ

「!?」

一人打たれて○んだ

いっきに静まり返った

全員もう叫ぶ気力がないくらいに震えている

俺もそのうちの一人だ

「はーいうるさいと今みたいになるのできをつけてくださいねー」

冷たい声だった

「それじゃあ死獄ゲームの説明するわよ

 死獄ゲームは全部で3ステージとても楽しいわよ

 クリアしたらちゃんとlifeが残るけど

 一度でも失敗すると○んじゃうから気をつけてね♪

 あと途中離脱はできないからそれじゃ頑張ってね」 

全員意味がわからなかった

もう2人○んでいる

一人は現実逃避もう一人は諦めていると

もう収集がつかなくなっていた

ピーンポーンパーンポーン♪

放送だ

「チュートリアル

 まず人数を70人くらいにしたいから減らすね♡」


そこからだ地獄が始まったのは

 




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