第33話


 第2部スタート


子供の頃の記憶はない、ただ、今がいつの時なのかは分からないが自分は優れているとだけは分かる。


俺は今日ガイと意識した瞬間に加護が発動し頭の痛みに耐えきれず倒れた。


板ではない場所に目覚めた、ふわふわの何かにふわふわの何かと挟まれている。

誰かが来る!だが害を感じない?大人が二匹来た。

大丈夫かい?その声に反応してしまった。だっだ大丈夫だす?その時笑い声が漏れた。だがいやな気分じゃない、何かいい気分の声だった。

私の名前はブラッド、セントリオール・ブラッド

私の名前はシェイラ、セントリオール・シェイラ

あなたの番です教えてくれるかしら、ガイそれだけ

ガイの親御さんは?親御?とは食えるのか?

そして二匹は暗い顔になった?なぜだ?親御とは必要なのか?

孤児を助けたようだ、家に帰る方法が無い、何かの縁だ養うかと妻を見ると頷いた。養子にならないかい?

養子ってなんだ?

私達の子供にならないかい?

二匹の子供に?そこはせめて二人と呼んで欲しい。

俺は騙されていた?大人は一匹二匹と数えると習った。あぁ騙されているね、私達の夫婦の子供にならないかいガイ?慌てすぎブラッド物には順序があるわ。

まずはご飯を食べましょう?ねガイお腹空いているでしょ?残飯の事?また暗い顔になったがすぐに戻っていろいろ教育が必要ねと笑顔で微笑む。シェイラ、セントリオール・シェイラと言うと二人はもう笑顔でいっぱいになる?

アンナ食事をお願いするわ

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