第5話 日本は未だ軍国主義である

 秀岳館高校のサッカー部の退任した監督がその前任の明徳義塾高校サッカー部でも問題行動をしていたという記事がネットのに出ていた。真偽はわからないが、退任に至った経緯を見ていると、元々の人間性がそういう人間だったんだろうな。

 日本は民主主義国家だという。しかし高等学校という若者の教育機関において行われてきたことを見るとほんとうに民主主義国家なの?と思う。だって、やっていることは軍隊そのもの、軍国主義国家における国民統制の手法そのものではないか。教育の場で軍国主義が行われているのに社会は民主主義ですなんておかしいでしょう?真の民主主義はまだ日本には根付いていないと見るのが妥当だ。

 この監督1人がおかしな人間なんてことは無いに決まっている。似たような奴はたくさんいるのは間違いない。高校自体がこういう人物を採用して学生の指導をさせているのだから、高校という教育機関自体が民主的な運営ではない。

 さらにこのような非民主的な教育機関、指導者を支持する保護者達も大勢いるということだ。

 つまり日本は将来ある若者を軍国主義思想で指導している国なのである。それを良しとする国民がたくさんいる国なのである。民主主義国家ですなんてとても言えない。

 このサッカー部の問題は、日本は未だ軍国主義国家であるということを如実に示しているのだ。

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