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浮気された主人公(サレ妻)の果たし合いは如何に? そうした気持ちとなり、興味深く読んでおりました。一見穏やかそうに描かれておりますが、女性はやはり怖い。元夫や相手の女性(仇敵)への恨みつらみが深いところまで描かれて恐ろしくなります。
一方で、その気持ちの裏返しとしてピアニストの少女へ夢をかける姿が痛ましく感じられる。
いずれにしても、短編小説ながら、人間の醜さと恐ろしさを深いところまでえぐった小説です。やはり、人間はどろどろとした愚かな存在であることを改めて痛感。最後まで一気読みして好き勝手なコメントを書かせていただきました。ごめんなさい。
作者からの返信
ありがとうございます!身に余るお褒めの言葉をいただき、恐悦至極に存じます。実はこの話は他のサイトの短編コンテストで佳作となったものですが、特に書籍化の話もないのでこちらに転載しました。もしよろしれけば、中編バージョンの「Fragile Fantasie」https://kakuyomu.jp/works/16816452219880582137 もありますのでお読み下さい。ただしエピローグがこの作品なんで盛大にネタバレしてしまっていますが…あと探偵の松田視点の「Revenge by Research」https://kakuyomu.jp/works/1177354054895320837 や、二年後の話で瑞貴がヒロインのほのぼの長編「ピアノと彼女とぼくの物語」https://kakuyomu.jp/works/1177354054894486357 もありますのでよろしければどうぞ。
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リアルな描写で、独特なモノローグの世界に入り込んでしまいます。一見主人公の女性の語り口は丁寧だが、心に突き刺さってくる。浮気された女が恨みをはらす執念だろうか……。
作者からの返信
ありがとうございます!あんまりWeb向きの文体ではないかな、と思っているので、このようにおっしゃっていただけるととても嬉しいです!
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ぐいぐいと惹き込まれる感じで一気に読みました。ラストシーンのあと、彼女はどんな行動を取るのかな?
意趣返しをするのか、心に留め置いて溜飲を下げるのか。あえて明らかにしない感じがまたいいですね。
最後の2話の感情の起伏が激しくて、心に残ります。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます!そうですね、4話で終わっていたらそれはそれで綺麗にまとまった…かもしれません。事実、最初はそうしようと思っていたのですが…書いてる途中で5話の内容が脳裏にふわっと浮かんできまして…書いてしまいました…でも後悔はしてません。
よろしければ関連作品もお読み下さい!
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過去に書いた拙作短編にひさしぶりのいいねを付けてくれた初見の読専の方の履歴から辿りつきました。
緊張感あふれる独白の密度に引っ張られ、一気に読みました。
人生に一度あるかどうかもわからない大きな断層を軸にした、それでも続く日々の話。どこからどこまでを切り取って物語とするかは興味深いところでしたが、暗い笑顔で立ち落とした見事な手腕に恐れ入りました。
他の作品も辿ってみたいと思います。
作者からの返信
ありがとうございます!過分なお褒めの言葉をいただき恐縮のかぎりです。百合子女史が登場する作品は他にもいろいろあります。去年のさなコンの応募作として、彼女が主人公のSFを書いてしまいました…これは完全にパラレルワールドになります。https://kakuyomu.jp/works/16817330660984637541 よろしければお読みください!