冷たいニンゲン
もやもやと心が重くなるのは
どれだけ話しても話しても
そのズレが、ひろがって
見当違いの方にいってしまうから
意見が違うことは当たり前で
でも、それは
相手の言葉をきちんと受け止めて
それを理解してこそのもの
見ていないまま向き合っても
視線が交わることはなくて
ただ、疲弊するばかり
虚しさとともに
言葉を
そっと引っ込めてしまうわたしは
冷たいニンゲンなのかもしれない
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