遠い空

こんなに空が遠いなんて

あの頃のわたしは

知っているつもりで

本当に何も知らなかった


知らなかったことの多さを

今になって思い知る

この足でもっといけるところまで

いってみればよかった


そんなことをいまさらに




そうだ、せめて


まだできることがある限り

明日のわたしの心残りが

少しでもなくなるように

歩いてみよう、一歩ずつでも


遠いあの空をめざして

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