第9話 人物紹介

【白波瀬 乃亜】

 鬼、または吸血鬼とも言う。鬼は、使う側と使われる側の二つに分かれており、乃亜は使う側の鬼の血筋。その中でも最上級の白波瀬の生まれ。両親兄弟含む一族は、乃亜が幼少の頃に死亡。その現場にいたはずだが、当時の記憶が無い。色白で小柄。


【宇津木 旭】

 人間。明るく朗らか。背が高い。旭は組織のことも父親がそこに属していたことも知らない。子供の頃に家に来た乃亜を見て、一瞬で心を奪われた。乃亜を大切に思い、乃亜にだけとても優しい。


【宇津木 陽平】

 かつて吸血鬼を退治する組織の一員だった。乃亜の両親と知り合いだったのか、一人になった乃亜を引き取る。その後組織を抜け医師になった(もともと医師の資格を持っていた)。乃亜のために吸血鬼化を防ぐ研究を続けている。


【桐生 大雅】

 乃亜を襲った組織の人間。親も祖父も吸血鬼の退治を生業としていた。ただ淡々と吸血鬼を始末していく。感情の起伏が少ない。

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