第12話
【愚祖唾馬挲】なぁアシダカ,なんで十蟲神になったんだ?そんな楽になれるものじゃないだろう?
【錏颸娜蘤蜘蛛】急になんだい?
【愚祖唾馬挲】いやぁ〜どうしてなったのか気になったからさ...
【錏颸娜蘤蜘蛛】なら教えてあげるよ,少し長くなるけど良いかい?
【愚祖唾馬挲】ああ〜全然構わない,頼む
【錏颸娜蘤蜘蛛】そうだねぇ〜あれは,アタイがまだ幼い頃だったね...
【錏颸娜蘤蜘蛛】アタイは,幼い頃はこんなじゃ無かったんだよ。
その時のアタイは,生きる為に必死になってたんだよ。その時アタイは,ある事をずっと考えてたんだ...
どうすればこんな辛くて過酷な生活から抜け出せるのか,何故アタイはこんなにも弱いのか,神を超える事は,不可能なんだろうかってずっとずっと頭の中でグルグルしててね混乱していたんだ。
そしてアタイは,武者修業に出たんだよ。
そこである人に会ったんだ。そうそれがフマ・キラーとブラック・キャップだったんだよ,そしてそこでフマ・キラーに言われたんだ,「俺様の下で修業しないか?そうすればお前ももっと高みへ目指せる」ってねそこで初めてブラック・キャップもアタイと同じ境遇でフマ・キラーに声をかけられて高みを目指し始めたんだよ。そして数ヶ月が経ったある日一度だけフマ・キラーと手合わせした事があったんだ,その時にアタイは死ぬって思ったね。その時アタイが覚醒してスキルを使えるようになったんだ
そしてそのスキルを極めていったんだ
まぁ今も極めてる最中だけどね...
そしてさらに数年の月日が流れたんだ
その時アタイは,フマ・キラーの直近まで登りつめていたんだ,だけどねアタイは部下に裏切られて一度天界から追放されてしまってね
それが悔しくて悔しくてずっと怒りを抱えながら過ごしていたんだよ。そしてある日またアタイの前にフマ・キラーが現れたんだ。そしてこう言われたよ「お前にもう一度だけチャンスをくれてやろう」
アタイは,こう答えたね「チャンスをくれるのですか?一体何をすれば良いのですか?なんでもやらせていただきます」
「そうかなら天神アマノミヤを討ってこい!それを成功させた後にお前の力を認めやる!」
「ありがたき幸せです。必ずや討ってきます!」
「あぁ楽しみに待っておくぜ?」
ONE DAY TIME 光の弓道師 珊瑚 @hikari969
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