思いを綴った心
一ノ瀬 彩音
第1話 壱
朝もやの中であなたを待つ
わたしは白いドレスを着てる
いつもと同じ待ち合わせ場所
でも今日からは違うのね
愛し合うふたりがただ寄り添うだけじゃなく
手を取り合って未来へ歩き出す
その日が来たことの喜びを
この胸に刻むよ
あなたとならどこまでも行けるわ
きっと大丈夫
どんな困難も乗り越えてゆけるから
幸せになろうねって微笑み合える日々がずっと続くように
あなたの腕に抱かれて眠る夜は
とても穏やかで優しくなれるの
そんな毎日が続くといいなぁ……なんて思うの
あなたとならいつまでも歩いていけるわ
きっと大丈夫
どんな困難も乗り越えられるから
幸せになろうねって微笑み合える日々がずっと続きますように
そう願いながら眠りにつくの
明日もまた会えますように
君と出会った瞬間(とき)から
胸の奥に生まれた小さな想い
恋してるんだなって気づいたら
世界が変わった気がした
君の笑顔ひとつで心満たされてゆく
ねぇ、どうしてこんなにも苦しくなるの?
会いたい気持ち募るほど切なくなるけど
伝えたいことがあるんだ
今すぐ君に伝えたくて
言葉にしてみたけれどうまく言えなかった
それでも君は優しい瞳をして笑ってくれた
ありがとう
また勇気が出たよ
もっと素直になりたい
君のそばにいたい
溢れ出した感情が止まらない
気づけばいつでも想っている
君のことを想えば想うほど好きになる
この想い届くかな
伝えようか迷ったまま時は過ぎていく
臆病だよね、私
何度も打ち消そうとしたけどやっぱり諦めきれない
もう隠せないよ、苦しいくらい好きだから
君に会いたくて
君に触れたくて
どうしようもない程に求めている
だけど伝えられないの
どうしても言えないんだよ
君への想いを綴るノート
そっと閉じるたびに
また涙こぼれた
声にならない声で叫んでいる"君が好きだよ"いつか言える日まで待っていてほしい
私の片思いは続いていく
今は友達のままでもかまわない
ただ隣にいるだけで幸せなんです
この先何があっても変わらない
私は君を信じてる
だから一緒に歩いていこうね
二人で一つの道を
夢を追いかける君の背中を見つめていた
その横顔がすごく眩しく見えた
負けないように頑張ろうって思えたんだ
君がいるから強くなれたよ
いつだって支えてくれる大切な人
これからもずっと側にいてね
二人並んで歩く帰り道
繋いだ手を離さないでいて
このまま時を止めてしまおう
そして永遠に続けばいいなぁ
なんて思ってたら
空に星が流れた
まるで流れ星のようだね
綺麗だったねって笑い合ったあの日の事忘れないよ
思い出の数だけ輝く宝物なんだ
君の隣りに居られることが何よりも嬉しいから
どんな事も乗り越えていける気がする
二人の距離縮まってゆくたび不安になってくるけど
信じていて欲しいの
誰より大好きだよ
いつまで経ってもこの想いだけは変わらずにあるから
どんな事があろうと離れたくない
君の一番近くにいたいよ同じ時間を過ごしてきた
たくさんの出来事たち
どれもかけがえないものばかり
色んなこと教えてくれたよね
君に出逢えて本当に良かった
これからもよろしくね
君と一緒に過ごした季節が巡っていく
来年もその次の年もずっと
一緒にいれるように願っているよ
どうか叶いますように
どんなに辛いことがあってもくじけずに前を向いて歩こう
そう決めたのは君がいたからだ
いつも助けられてばかりでごめんね
ありがとう
君の笑顔見れることが嬉しかった
どんな時も味方でいてくれてありがとう
今度は私が力になれるようにがんばるから
思いを綴った心 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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