【AKMDS】計画!
私には使命がある…私にしか出来ない…使命が
我が同胞達のために…成し遂げなければならないことが…
時は来た。
今こそ…我らが作戦…
AKMDS計画を開始します
こんにちは!新参者の斉藤 読子です!
今日は修学旅行の班決め!
AKMDS計画を遂行するために
AMCから派遣されました!
…ん?読むの間違えたのかな?って顔ですね?
間違ってませんからご安心を!
さてさて…私はある計画のために秋くんと神川さんの
班に侵入しなければなりません…なかなかハードコアです。
普通にお願いしたら入れてくれそうですが
出来れば向こうから誘っていただきたい!
って訳で、余っちゃった作戦を実行中です!
あのお二人なら余ってる子を見捨てては置けないでしょ!
え?回りくどい?自分から行け?
誘われたいと言ってるでしょ!?
…お?
「斉藤さん?」
すごく艶やかな声が聞こえます…
危うく天に召されるところでした。
「な、何でしょうか神川さん?」
よし、あまりキョドらず返せました!
「班、決まってるかしら?」
「ひ、い、いえ…まだ…決まってないです」
ちょっと声が裏返ったけど
何とか返せました!あ、危ない
「なら、うちの班に来ない?」
き、キターーーー!!
お、おちち、落ち着くのです斉藤!
すべては計画のため!
「あ、あの…よろしくお願い…します」
よっしゃ!
いけました!私えらい!
「なら、こっちにいいかしら?二人を待たせてるの」
「は、はい」
…二人?
秋くんと…どちら様?
……誰だぁ?
私は少し警戒しながら神川さんの後を追いかけた
…あ、秋くんの声がする!
おや…こ、この声は!
神埼くん…だと…?
なん…だと…?
まずいです…尊さで死んでしまいます。
秋くんカップリング(男子部門)ぶっちぎりの
神埼くんです…え?神川さんと神埼くん?
え?無理、死ぬ…
その後の事を私はあまり覚えていない。
気が付いたら放課後だった。
私はとある空き教室に向かう。
ドアを決められたリズムで叩くと鍵が開き
いつものメンバー達が座っている
「報告を…エイジェント【読み手】」
「はい…無事、例の班に潜入することに成功しました」
「流石だ【読み手】」
「ですが…」
「どうしました?」
「例の班なのですが…すこし問題が」
「ふん…四人一組なのだ…それぐらいそうt「神埼くんです」」
「…え?」
「例の班…もう一人は神埼くんです」
私がそれを伝えると先程まで静かだった
教室がざわめきだす
「…なるほど…死なないでね斉藤さん?」
「リーダー…キャラを忘れてます」
「あ…えほんっ!…死なぬよう頑張れ【読み手】」
「はい。」
「えっと…そう…すべてはAKMDS(秋くん神川さん見守り大作戦)計画…計画成就のために!」
「「「成就のために!!」」」
そうそのために我らAMC(秋くん 見守り クラブ)は
あるのだから!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます