マジック
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ神川?」
「マジックって素敵よね」
「久々にグリグリネタか?」
「ネタって……それもあるけど」
「ん?」
「上も下も使えて素敵よね?」
「言葉の感じだけだろ!?」
「しかも細いのと太いのを使い分けれるのが素敵よね?」
「使い分けるのもか!?」
「安心して?」
「な、何を?」
「秋兎くんのなら極細短小でも私は感じるから!」
「一応、今学校だからな!?」
今更だが!
「ふふ…いつか確かめるから覚悟してね?」
そう言いながら彼女は手を上下に……って
「その動きやめい!」
「あら?イヤらしい想像でもしたの?」
「っ……」
「計画通りよ。」
彼女はそう言うと照れて笑った
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