エプロン
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ神川?」
「エプロンって素敵よね」
「まぁな。」
「あら?ノってくれるのね。」
「まぁエプロンは家庭的でいいよな。」
「それもあるけど…」
「ん?」
「大勢の前で体を縛ったままで居れて素敵よね?」
「その発想は無かったよ!」
そう考えるとさっきまでやってた
家庭科の調理実習が何かいやらしいわ!
「……他の女の子はそんなことしてないからね?」
「そりゃそうだろ!?」
「だから、他の女の子はエッチく無いわよ?」
「分かってるよ。」
「本当に?」
「……?どうしたんだよ?」
「……他の女の子でそうゆう想像させたくない。」
「おや?ヤキモチかな?」
あ…すこし意地悪だったかな?
と打ち終わって気付いた。
「そうよ。」
神川はこっちを向きながら少し不機嫌そうに
文を送って来た。
「安心しろよ神川。そんな事は無いから」
「本当に?」
「本当だ。」
「良かった。」
神川はそう言うと少し笑って
「じゃあ、存分に私の裸エプロンを妄想していいわよ!」
と、親指を立てながら言った
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