その魔法使い、征く
zeroデイズ
序章
魔法使い、目覚める
窓からくる朝の光によって目が覚めた。
…覚めてしまったの方が良いのか。
この際、どうだっていい。
頭の中はまだ寝たいと思っているのに、なぜ朝の光を見るとこうも目が覚めてしまうのだろう。
僕には僕のやるべきことがある。
今は、それを優先しないといけない。
そんなことを考えていても仕方がないと思い、僕はベットの中から出た。
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