初めまして。

近況ノートで見かけて、ここまで読ませて頂きました。
以下は、完全に個人の感想です。


67万字を越える長編小説。
面白そうな設定。
ですが、タイトルとアオリ《これは俺自身の生き方と、死に方の問題だ！　俺が決めないでどうする！》で損してらっしゃるような感じが......

まず、タイトルの【悪逆の魔導書】ですが、少なくともここまで読み進めた段階で、内容とどうリンクしているのか、なかなか伝わってこない感じです。
まあ、流行り？の説明調長ったらしいタイトル（ギクッ^^;）にする必要は無いかとは思いますが、例えば、プロローグ　ある夜の二人の時点で、魔導書（“魔導書”を比喩表現としてでは無く、アイテムとして作中に登場させる予定でいらっしゃると勝手に仮定しております）絡みの話を示唆する等されると、読者の方々も“なんだなんだ？　この後、この魔導書絡みの話、どうなるんだ？”と読み進めやすくなるかもです。

また、アオリ《これは俺自身の生き方と、死に方の問題だ！　俺が決めないでどうする！》に関しましても、いささか抽象的過ぎて、読者候補の方が、先生の作品を読み進めようとした場合、どこにフォーカスを当てて読み進めるべきか、悩んでしまうかもしれません。ここも魔導書と絡めるなら、魔導書の“悪逆さ”を示唆する内容を提示してみるのも良いかもしれません。


加えてあらすじを拝見する限り、冬弥を“異世界召喚（ホムンクルスとして）”したイリスの成長物語とも読み取れますが、一方では、アオリは冬弥視点のような......
ダブル主人公で物語が進んで行くのかもしれませんが、やはりここまで読ませて頂いた段階ではやや方向性が不明瞭なのが惜しい所かもしれません。


色々エラそうなことを書き連ねてしまいまして、申し訳ありません。
ただ、折角力作っぽいのに、今ひとつフォロワー数や★が増えていらっしゃらないのがもったいないと思いまして、書き込みさせて頂きました。


ではでは、お互いゆるゆるカクヨム生活楽しんで参りましょう。