釣ールです。自主企画参加いただきありがとうございます。
等身大の男の子と女の子の恋愛と現実を読まさせていただきました。
二人の結末は人生を考えさせられるので参加いただき感謝いたします。
この度は『真夏・夜』短編企画にご参加いただき誠にありがとうございました。
夏の思い出を背景に最後まで交わることができなかった二人の想いがとても切なくて美しかったです。
子供の頃は恋という感情が照れ臭くて恥ずかしいものに思えて、それがこの作品の中で凄く共感を覚えた部分でした。
そして「あのときなぜもっと話ができなかったのだろう」「どうして疎遠になってしまっていたのだろう」という後悔が彼の心の中にずっと残っていることが伝わってきてやはり切なくなりました。
彼女のメッセージを受け取った彼の中で何か踏ん切りが付けられたでしょうか。
彼の中でそれが悔恨ではなく美しい想い出として刻まれていくことを願いたいです。
読ませていただきありがとうございました。
最終話まで拝読させていただきました。
感想
先ず、藍の恵一の呼び方が小学生から中学生になると音では変化が無くても「くん」が漢字表記に変わっていることからも二人の精神の成長が垣間見られて良かったです。そして概要から永遠に合うことが出来ない二人の関係がとても儚く、それでいて美しく感じました。藍が亡くなってから七回忌の年に明かされる藍の気持ちは、暑く苦しい七年間を必死にもがいた恵一へのご褒美のように感じました。また、恵一が藍に恋に落ちた描写後の「夏の暑い境内に蝉の声が響いた。」とも掛けられているのかと思いました。素直になり切れない小中学生のヤマアラシのジレンマに似たもどかしさが上手く表現されていて良かったです。また、それを一万字でまとめる技量にも敬服しました。
よろしければ私の短編作品を批評していただけますと幸いです。
Re:
作者からの返信
拙作短編にコメントを頂き、誠にありがとうございます。
この作品は作者も思い入れがあるだけでなく、読者様の反響も一番多いです。
現在、続編にあたる長編を執筆中です。
https://kakuyomu.jp/works/16816927862177861750
お褒めを頂き今後の執筆の励みになりました!!
今後とも何卒よろしくお願い致します。
小中学生の経験としてはあまりにも悲しい恋の物語でした。
物語全体としてとても美しかったです。
作者からの返信
拙作を複数お読み頂き、その上★の評価までありがとうございました!!
物語をお褒め頂き本当に嬉しいです。
おかげ様でこの短編は読者様から頂いた反響も一番大きく、
自分も大切にしている作品です。
続編は書かないつもりでしたが、悲しい結末ではなく、
ヒロインの藍に幸せになって欲しいとの声も多数頂き、執筆を決意しました。
そのあたりの経緯は下記リンクに書いてありますのでよろしければご覧ください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894529930/episodes/16816927862323423667
では今後とも何卒よろしくお願い致しますm(__)m
kazuchi様 こんばんは
ここまで一気に読みました。淡くて幼い恋の行く末には涙を禁じ得ません。
この時の藍は何年生くらいでしょうか。すこしだけ気になります。この藍のあどけなさが微笑ましくて胸温まりますが……
素敵なお話に出会えて幸せです。
作者からの返信
ここまで一気読み、大変嬉しいです!!
この作品が少しでも心を動かせたのならまさに作者冥利に尽きます。感想が今後の励みになりました。本当にありがとうございます。
藍の年齢についてですが、作中ではあえて描写をぼかしております。
作者の想定では再会する前の藍の年齢設定は小学校中~高学年の間ですが、
ご指摘の通り、この藍の手紙のなかでは幼い口調も含め、
あどけない印象の少女として描写しています。
本編では恵一よりも大人びた少女として描かれていますが、
彼女の生きた証として物語の最後に語る動画のラブレター、
好きな男の子に想いを伝えるのに躊躇する小学生らしい子供っぽさを出したかったのと、説明口調でない言葉を用いたかったというのが、その理由です。
好きを自覚した瞬間、素直に接することができない。小学生や中学生だとほんとによくある、よく聞く話ではありますが…。
甘酸っぱい思い出、にはならず、これはどちらかといえば悲しい苦い思い出になりましたね。けれども恵一くんは、きっとちゃんと進んでいけるんだろうなって思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
自分の短編作品の中でも一番思い入れがあるので、
頂いた感想が大変嬉しく、今後の励みになります。
本来は藍の手紙は当初、執筆する予定がなかったのですが、
本編の結末に反響を多く頂いて追加した経緯があります。
こちらも含めて気に入って頂けたら幸いです。
今後とも本作に負けないような作品を書けるように
精進したいと思いますので今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(__)m
旋律より。
その結末を知った上で読む眩い初恋に……喪失感が……凄いです……
こちらも拝見させて頂きました。
藍の抑えきれないほどの恋する心が、文中の描写からひしひしと伝わってきました。
大好きな恵一への気持ち、伝えたいけど伝えられなくて……そのもどかしさが痛い程読み手の心をくすぐるように感じました。
恵一への気持ちを綴った動画が藍の死後にやっと発見されたのが残念でしたけど、藍の気持ちは、ちゃんと恵一に伝わっていましたね。それがすごく嬉しかったです。
作者からの返信
Youlife様
コメントありがとうございます。
こちらからのお返事が遅くなり大変失礼しました。
この作品の本編を発表した当初には、藍の手紙はなかったのですが、
読者様から頂いた反響が非常に大きく、恵一と藍の物語をもっと読んでみたい、違う結末の幸せになった二人をどうしても見てみたい、等のありがたいご意見を頂いて、書いた物の一作品です。
藍がどんな気持ちで動画のメッセージを携帯ゲーム機に残したか、
ちょうど本編の後半部分へのアンサーになっております。
恵一と藍の作品をまとめたコレクションページを作っております。
https://kakuyomu.jp/users/kazuchi/collections/16817139554659269321
初公開時の作品①からお読み頂いた物②
ふたりが幸せになった世界線の短編、恋のぼり③
そして続編にあたる長編の④ 桜咲く~ があります。
よろしければご覧いただけたら幸いです。
今回、このような素晴らしい感想を頂いて本当に感激しております。
本当にありがとうございましたm(__)m
企画に参加していただきありがとうございます。ここまで一気に読んでしまうほどに魅力的な作品でした。
ようやく恋愛感情と向き合えそうになったタイミングでの別れは辛いですね。大学生になった後に見つけたビデオからは、藍へのいろんな心残りだけでなく、その頃の自分から大学生の今に至るまでの時間の流れへの感情も感じられるようでした。どうやらまだ続きがあるようなのでそちらも読んでみたいと思います。良い作品をありがとうございました。