第九話 侯爵夫人と昼下がりに
ある日のこと。
いつものようにガルシア家の皆さんと朝食を食べて、パティは学校へ。
ガルシア侯爵とフェルナンドさんは所用で一日出かけるという。
午前はいつものようにスサナさんとエルミラさんと組み手の訓練。
昼食が済んでからは休憩のために部屋のベッドでごろ寝をして、午後は一人で街のどこをまわってみようかと考えていた。
そしたらノックがあり、メイドのおばちゃんの一人がやってきた。
なんでも、アマリアさんが私を呼んでいるという。
おばちゃんに付いていくと、廊下の途中で彼女が立っていた。
「ここはもうよろしいです。
マヤ様、私に付いてきていただけますか?」
おばちゃんは一礼して立ち去る。
何だかよくわからないが、アマリアさんに付いていくと一室に案内された。
恐らくアマリアさんの私室であろう。
アマリアさんが鍵を閉め、ベッドの前に立つ。ん?
「私の前にいらっしゃい。ふふ」
彼女は微笑みを浮かべ、私を呼ぶ。
様子がおかしい。
だが言うとおりにアマリアさんの前に行くと、彼女は私の両肩を掴み抱き寄せる。
そして微笑みながらゆっくり顔を近づけた。
ここここんなに綺麗な女性の顔が目前にあるなんて生まれて初めてだ。
私はびっくりして、身体が硬直してしまう。
真っ赤な口紅を着けた唇がとても
口から少し甘い匂いがすると思ったときに、そっと唇が合わさった。
彼女の唇が何度も私の唇を挟む。
いわゆるハムハムキスだ。
アマリアさんは私の唇を味わうように楽しみ、一旦唇を離した。
「ど、どうしたんですか? アマリア様……」
「マヤ様、我慢できないんです……」
再びアマリアさんは私に口づけをするが、今度は徐々に情熱的になってくる。
ハムハムから、唇が吸い付かれるようなキスに変わっていく。
彼女の舌がぎゅっと入ってきた。
上下の歯をこじ開けるようにニュルニュルと動いている。
私はこんなに気持ちが良くて激しいキスが初めてだ。
「ンンンー!」
私は思わず声をあげてしまう。
アマリアさんは私の腰と後頭部を強く抱きしめ、動かすことが出来ない。
正確に言えば強引に振り
舌と舌が絡み合うねっとりとしたキスは、舌がまるで別の生き物のように
き…… 気持ち良すぎてふわっととろけそうだ。
アマリアさんはすごく興奮している様子で、舌が吸われる止まらない長い長いキス。
すると彼女は顔を放して、私の顔を胸に押しつけた。
「ハァッ ハァッ ハァッ マヤ様……」
さすがに息苦しくなったが……
そんなことよりとても大きなおっぱい、夢のおっぱいです!
生まれて初めての推定Gカップおっぱいがこんなにふわふわ柔らかいなんて!
マシュマロみたいというが、マシュマロよりもっと柔らかい!
ドレスが
これはあの伝説の【ぱ◯ぱ◯】の状態ではなかろうか。
おっぱいの匂い、というより女性の肌の匂いがたまらなく良くて、いつまでも嗅いでみたい気分になる。
表情筋が緩み、鏡が無くても自分の顔がどんなにニヤけた顔をしてるのかがわかってしまいそうだ。デヘヘ
バランスを崩しその勢いでベッドに押し倒してしまい、スカートが
すると、真っ赤で布の面積が小さい、レースの透け透けおぱんつが現れた。
お尻はよく見えないが、これはTバック!
貴婦人の下着はTバック!
これだけでも興奮してくる。
透けている先には短めに処理をしているものが見えた。
そうか! この世界では下着を履くんだ。
中世ヨーロッパではまだドロワーズも無くノーパンだったらしいが、地球とそっくりそのままではないのだな。
むふー 興奮が収まらない。
私は彼女の湿ったクロッチに手をかけた。
そして胸の突起に吸い付きたいと思った直前にハッと我に返り、胸から顔を放した。
「はぁ、はぁ…… やめましょうアマリア様。
旦那様と子供たちがいらっしゃるのに申し訳ないですから……」
「はっ!? はぁ…… はぁ…… ごめんなさい、私ったら……」
アマリアさんは上半身を起こすが、美しいモチモチの豊乳とやや濃いめな桃色の突起、白くスラリとした太股は隠れていない。
なんて美しく色っぽいスベスベの太股なのだろうか。
顔を挟まれたら絶対に気持ち良いはず。
まるで絵画にしたくなる
ガルシア侯爵は彼女を好き放題出来るなんて、羨ましいぞお!
「夫と結婚してから他の殿方に対してこんな気持ちになることなんて全く無かったのに、マヤ様にお会いしてからまるで魔法がかかったかのようでした。
それで気になって気になって…… 気持ちを抑えられなかったんです。
その…… 私の胸を見ていけないことを考えていらっしゃるようでしたし……
エクスプロレーションの魔法で手を握っていたときですが、もやもやとわかるんです」
うわわ、やっぱりバレてたのね。
しかしいくらエッチなことを考えていたからって、何だって急にこんなことを……
-―その原因は後日発覚する。
「マヤ様、今日の私はどうかしていました。
このことは忘れてくださいまし」
アマリアさんは顔を赤らめながら
私は察して一礼してから、無言で部屋を退出する。
しかしえがったなぁぁぁ。うへうへうへへ。
部屋の扉の前で
まさか一人で……
おっと。口紅が着いているかもしれないから、誰にも見られないように部屋に帰らなければ。
---
翌日の朝食は、侯爵夫妻が揃ってニコニコとダイニングルームへやってきた。
なんとまあ顔色がつやつやだこと。
仲睦まじいようで、あの晩は二人で頑張ったのかなあ。
「どうしたんだ? こっちへ来なさい」
「あなた、今日はめちゃくちゃにして!」
「やけに積極的だな。むふふ、そうか」
「ああぁぁぁぁぁ……」
なんて中学生みたいな妄想をしたり。
私はゆうべ、ベッドの上で一人悶々とするだけだったのに……
くそぅ、羨ましい。
(女神サリ視点)
久々に登場の私。ってマヤさん何やってんの!?
さすがに人妻に手を出したらダメだろうと思いとどまったわね。
しっかし、あの奥さんの乳でかいなあ。
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