第186話 保険の契約確認
生命保険の年1回の契約確認の季節なのだろうか、数社の保険外交員と昼休みにアポをとって話を聞いている。
もう年末調整はいっぱいいっぱいて、iDeCoも積立てNISAも限度まで入っているので、新たな商品は入る余地は無いと説明はしているが。
まだ入社して数年の若い女性の営業であるが、健康告知で自分が頭痛外来に通っている話をしたら、「私も偏頭痛なんですよ、やっぱり大学病院で脳ドックですかね?」
と。
なんですと?診療報酬制度を知ってるでしょ?と。
最近の脳外科クリニックなどはMRIを持ってるし、頭痛外来をやっている診療所で評判が良い開業のお医者さんに最初行くんですよ、と。
偏頭痛持ちなら、保険診療でたとえMRIを撮影しても検査料込みで1万円はしないはず。外科的治療が必要があれば先生が良い病院の紹介書くし、内服治療で済むケースが結構あるから、その後の通院はそのクリニックに行けばいい、と伝えた。
大学病院信仰は、多分テレビドラマか何かの影響だろうか。救急か、珍しい症例か、名医がいるか、研究か、というような場所で最初に大学病院に行くのはよくない。
最近はようやく浸透してきて、最初は自分の症状を専門に取り扱うクリニックに多くの人が行くようになった。
ネット情報より、地元の職場の先輩なら、どの先生が良いみたいな情報をくれる。
保険の外交員の若い女性職員さん、上司や先輩女性に、「どこのクリニックがいいですか?」と聞くのが一番ですよ。
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