最終準備と野郎共からリスナーへの贈り物
アルヴィオン公式
:明日の0期生コラボ配信に向けて質問箱を公式HPへ設置いたします。
質問箱の公開は今夜20時からとなっております。皆様の質問をお待ちしております。
@アルヴィオン公式 暮土狐狼
:追加で同時刻にリスナー諸君にちとした贈り物が俺のチャンネル
とハルトのチャンネルに公開されるから楽しみにして置いてくれ。
それとその30分後にも公式チャンネルの方にも何かが公開される事になってる
から待っていてくれな。
@暮土狐狼 アルヴィオン公式
:ちょっと!?何も聞いてないんですけど!?広報が聞いてないって何事なんです
か?!
@アルヴィオン公式 暮土狐狼
:HAHAHA(゚∀゚)
0期生コラボ配信へ向けての最終準備の最中に普段から所属Vtuber達の配信を見ていてくれるリスナーへプレゼントがあると公式広報を巻き込んだ会話がされていた。
その本人の配信は再デビュー配信以降まだやっていないのに・・・。
「ちょっと!律さんどういうことですか!僕何も聞いてないですよ!?」
そう言って事務所の広報担当席で叫んで居るのは自分の広報業後継の椙浦(すぎうら)だ。なお入社1年目である。
「そりゃ言って無いからな。知ってるのは俺とハルトと社長ぐらいだ。今からでも良いからこれぐらいの事は慣れて行っておけ~。」
「初仕事でこれは流石に無理ですよ・・・。むしろこういう事するの律さんぐらいじゃないですか?他の人たちはやらないでしょ・・・。」
「さぁてどうかな?俺と同じようなのがもうちょい居るだろ?覚悟しとけ~。」
「うひぃ・・・。」
そんな最終準備をしつつ重要事項をサラッと告知していた昼下がりだった。
(さて・・・どれぐらい質問が集まるかね・・・。2桁・・・良くて3桁行けばいい方かね。配信をいつも見てくれているリスナーの皆への贈り物はハルトの協力のおかげで間に合った。あいつもよくこんな我儘に付き合ってくれたもんだ・・・だが後悔はないなこれで皆が喜んでくれりゃ御の字だ。)
そんな事を頭の中で考えつつ明日の0期生3人によるコラボ配信、2人の新モデル発表の段取りを改めて確認していくのだった。
アルヴィオン公式
:20時となりましたこれより0期生コラボ配信にて使わせて頂く質問の公募を開始させて頂きたいと思います。締め切り時間は明日18時までとなっておりますが応募数に応じて変更させていただきますのでご了承のほどをお願いいたします。
この告知と同時にもう一つおっさんからの贈り物が投稿された。
暮土狐狼
:歌ってみたが投稿されました。(暮土狐狼主体)
鴉羽ハルト
:歌ってみたが投稿されました。(鴉羽ハルト主体)
暮土狐狼
:おっ無事投稿されたみたいだな。良かった良かった。
@暮土狐狼 鴉羽ハルト
:ですね。こちらも無事に投稿出来てました。
@鴉羽ハルト 暮土狐狼
:だな。我儘言ってすまんな。おかげで助かった。
@暮土狐狼 鴉羽ハルト
:いえいえ。狐狼さんの珍しい頼み事だったんで大丈夫です。それに自分も楽しか
ったです。
@暮土狐狼&鴉羽ハルト 鴉羽アルト
:なにこれぇ・・・なにこれぇ・・・!
@暮土狐狼&鴉羽ハルト 祇灯りん
:え・・・え・・・?えええ!?
@暮土狐狼&鴉羽ハルト ルネ・ハミングバード
:ハルトにぃだけずるい!次はワタシとも!!
@鴉羽アルト&祇灯りん&ルネ・ハミングバード 暮土狐狼
:わーったわーったから機会があればやってやるから騒ぐな騒ぐな!
@暮土狐狼 鴉羽アルト&祇灯りん&ルネ・ハミングバード
:☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
やんややんやとSNS上で会話を開いている間に最後の一つの贈り物が公式へ投稿された。
アルヴィオン公式
:暮土狐狼と鴉羽ハルト(ミックス)の歌ってみたが投稿されました。
暮土狐狼
:よし最後の贈り物が無事投稿されたな。俺からリスナー諸君への贈り物はこれで最後だ。これからもアルヴィオンを所属Vtuber達の応援よろしく頼むな。
「よっし贈り物の投稿も確認出来たしもう一度色々確認してから寝るとするかね・・・。明日は2人の新たな門出だ気合入れてやらんとな。」
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作者と狐狼の与太話
狐狼「ところであのミックスって?」
作者「あれは狐狼さんとハルト君の歌ってみたを一個に纏めた奴ですよ。左右で違う主音が聞こえます。」
狐狼「そんなことやって大丈夫なのか?」
作者「多分大丈夫です。一昔前に流行りましたので同世代は分かるはずなので・・・。」
狐狼「同世代。」
作者「同世代です。」
狐狼&作者「年食ったなぁ・・・。」
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