朝香るか様の、今回のお話を読んでいて、思いだしたのは宮沢賢治さんでした。
　宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』は、何度も書き直した上に、未完でおわってしまいました。
　でも、心に響くのです。

『雨にも負けず』などは、宮沢賢治さんの死後に、手帳に書かれていたものを、遺族の方が見つけたと聞いたように思います。
　病床で、誰にも見てもらえないとしても、書かずにはいられなかったのでしょう。
『雨にも負けず』は、大人になってから読んでみると、涙が出て来ました。

『星の王子様』は、たった1人の友人のために書かれたものです。

　作家として生きていく場合は、また別なのでしょうが。
　書かずにはいられない。
　あの人に、この物語を届けたい。
　そういう気持ちは、とても尊いと思うのです。
　そして大切だと。

読ませてくれてありがとう(*´∀人)